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2021年版最強ポータブル電源のおすすめ選び方|キャンプ・防災・車中泊に活躍!

EcoFlow RIVER Pro ポータブル電源

キャンプや車中泊といったアウトドアのレジャー用から、台風や地震での停電などいざという時の防災用まで、ここ最近注目が集まっているのがポータブル電源です。

ポータブル電源があれば、暑い夏ならば扇風機や小さい冷蔵庫、寒さの厳しい冬ならばホットカーペットなどの暖房器具まで、場所を選ばず使えます。

先日、私が住んでいる地域では地震の影響で停電したのですが、その際もポータブル電源が手元にあったおかげでスマートフォンの充電などに困らず、非常に心強かったです。

さて、そんなポータブル電源ですが、現在は商品数も爆発的に増え、選択肢も大きく広がりました。

そこで今回は、ポータブル電源選びで見るべきポイントと、これまで実際に使って試したポータブル電源のレビューとおすすめ機種をまとめて紹介します。

初めてのポータブル電源選びで失敗することの無いように、ぜひ参考にしてみてください。

ポータブル電源の選び方

まず初めに、自分に合ったポータブル電源を見つけるために比較するべきチェックポイントをざっくりと挙げます。

  • 電池容量
  • 定格出力・最大出力
  • 出力波形
  • サイズ(大きさ・重さ)
  • 価格

BLUTTI EB70 ポータブル電源でiPhoneをMagSafeでワイヤレス充電

以上に加え、ワイヤレス充電内蔵LEDライトの有無などプラスアルファの要素もありますが、最低限押さえておきたいのが上記5つのポイントです。

どんなに機能が豊富だったとしても、容量が足りなければすぐにバッテリーが切れてしまいますし、出力が足りなければ使おうと思っていた家電がそもそも起動すらしませんので、使い物になりません。

それでは5つのポイントがそれぞれどう関わってくるのか、1つずつ掘り下げて解説していきます。

電池容量

EENOUR EB50 ポータブル電源 外箱 正面

電池容量は、ポータブル電源を選ぶ際に何よりも優先して比較するべきポイントです。

使いたい電化製品の消費電力とおおよその使用時間から、どのくらいの容量が必要なのかを計算しておかないと、キャンプでいざ使ってみたら1~2時間でバッテリー切れを起こしてしまう、なんてことになりかねません。

電池容量はWh(ワットアワー)mAh(ミリアンペアアワー)のどちらかもしくは両方で表記されており、また計算してmAhをWhに換算することもできますが、基本的にWhで比較すればOKです。

ちなみにWhとは、そのW数で1時間動く電池容量だという意味ですので、たとえば700Whであれば700Wの機器を1時間使える容量となります。

そして、700Wで1時間ということは、100Wの機器ならば7時間動かせるということですね。

ただし、電気の出力や変換時にはどうしてもロス(損失)が生まれてしまいますので、実際に使えるのは表記されている容量の7~8割程度と考えておくと良いでしょう。

定格出力・最大出力

BLUETTI ポータブル電源 EB55 537Wh/500W

使う機器によっては容量と同じくらいに重要なのが定格出力・最大出力です。

定格出力とは安全に出力できるとされる目安の出力であり、最大出力とは文字通り瞬間的に出せる最大の出力になります。

電化製品は常に一定の電力で動いているわけではなく、たとえばパソコンでしたら動画編集などの負荷がかかる作業時や、あとは電源をONにした直後の起動時に、消費電力が跳ね上がります。

私が使用しているプロジェクターも、動画再生中の消費電力は160~170Wほどなのですが、起動時には瞬間的に非常に大きな電力を消費するのか、出力の弱いポータブル電源では起動させられません。

あらかじめ、ポータブル電源につなげて使用する電化製品の消費電力を調べておくことをおすすめします。

出力波形

AC出力ポートから出力される電気は一定ではなく、1秒間に数十回振動する波のようになっています。

その波の形を出力波形と呼び、大きくは以下の3種類に分けられます。

  • 正弦波(せいげんは)
  • 矩形波(くけいは)
  • 修正波(しゅうせいは)

正弦波最も滑らかな波となっており、家庭用の電気がこの形です。

それに対して矩形波は波というよりも凹凸と表現した方が良いような波形で、その矩形波を正弦波に近付けたものが修正波です。

電気毛布や炊飯器といったマイコン制御をされている家電(精密機器)は正弦波でないと扱えず、そうした精密機器を矩形波や修正波で利用すると、最悪の場合は故障してしまうこともあります。

そのため、ポータブル電源選びの際は矩形波や修正波でなく、正弦波出力対応の製品を選びましょう。

最近は安価なポータブル電源でも正弦波出力の製品がほとんどですが、購入の際は必ずチェックしておくことをおすすめします。

サイズ(大きさ・重さ)

左:suaoki ポータブル電源・右:AUKEY PowerStudio

キャンプなど、外へと頻繁に持ち出すことが多いのなら、大きさや重さ、サイズもチェックしておきましょう。

特に重さに関しては、片手でひょいっと持ち歩ける物から、力の強い男性が両手で持つのも一苦労してしまうような巨大な物まで様々です。

軽さを重視して設計されている製品ならば、同じ電池容量の他製品に比べて数kg軽くなることもありますので、しっかりと比較しておきたいポイントですね。

価格

ここまでは、いわば絶対に無視できない必須項目でした。

電池容量に出力の大きさと波形、そしてサイズが自分の条件を満たしているなら、あとはお財布との相談です。

同じくらいの容量や出力でもお値段が大きく異なる製品はあり、そして他メーカーに比べて異常に安い場合には、出力波形などの細かいですが見落としてはいけないポイントがコストカットされていないかを必ず見ておきましょう。

重たいだけならば筋力で何とかできますが、容量・出力不足で使いたい電化製品が使えない、サイズが大きすぎて車に積み込むスペースが足りない等はどうしようもありません。

さらには、正弦波に対応していないことに気付かずに使って家電が壊れるなんてことになれば、いざという時の備えであるはずのポータブル電源が、かえって事態を悪化させてしまいます。

そのため、必須条件の中でも価格については最後に比較する材料としましょう。

そのほかの比較ポイント

上記のポイントは、ポータブル電源選びの際に必ず比較しておきたい要素ですが、これで終わりではありません。

電池容量や出力の条件を満たしている製品が1機種だけではなかった場合、プラスアルファの要素が重要になってきます。

EENOUR EB50のUSB PD対応USB-Cポートでパソコンを充電

もちろん価格もその1つですが、たとえばiPhoneユーザーであればMagSafeのワイヤレス充電に対応しているポータブル電源ならばスマホを上に載せるだけで充電できますし、USB-C充電が可能なノートパソコンならばUSB PD対応の大出力USB-C端子があれば出先でのPC作業時にPC用のACアダプターを持ち歩く必要がなくなります。

また、大容量のポータブル電源本体を短時間で充電できる高速充電対応機種ならば、前日に充電しておくのを忘れていてもキャンプ当日の朝にコンセントへ繋いでおけば、支度が終わって出発する頃には十分な電力をチャージしておけます。

このように、自分の利用シーンや使用する電化製品の種類次第で「あったら嬉しい機能」は変わってきます。

多機能になればその分だけお値段も上がりますので、お財布と相談しながら、あなたにぴったりの1台を見つけましょう。

ポータブル電源レビューまとめ

EENOUR EB50 ポータブル電源をキャンプで使用

さて、ここまで解説してきたポータブル電源で見るべきポイントは、いずれもスペックや仕様表を見れば判断できます。

しかし、スペックだけでは分からないポイントも存在し、そのため仕様を鵜呑みにすると失敗してしまうことも…。

計算上は5時間ほど使えるはずだったのに、いざ実機を動かしてみたらその半分ほどで電池が切れてしまった…のように、仕様と実機で大きく異なる場合もあります。

そこで、これまでに私が実際に使ってレビューしてきた機種を、容量や出力といった必須項目を簡単にまとめつつ、特徴と感想を紹介します。

個別のレビュー記事へのリンクを一緒に置いておきますので、各製品の詳しい感想が知りたい方は、そちらからチェックしてみてください。

MEMO
メーカーからご提供いただいた機種もありますが、提供や依頼に関係なく、良い点もダメな点もありのまま紹介しています。

AUKEY PowerStudio

AUKEY PowerStudio
電池容量 297Wh(82,500mAh)
定格出力 300W
最大出力 600W
出力波形 純正弦波
重量 3.7kg
価格 39,800円

AUKEY PowerStudio』は、モバイルバッテリーなどスマートフォンアクセサリーで人気のAUKEYが「暮らしにとけこむポータブル電源」をコンセプトに作り出した製品です。

AUKEY PowerStudio 革製のハンドル

見た目のポップさに加え、4kg未満の軽量ボディ握り心地の良いレザー製ハンドルと、とにかく気軽に使える点が魅力です。

最大出力600Wと謳われていますが、実際はそこまでの出力が出せないのか、私が愛用しているVANKYOのホームプロジェクターは起動できませんでした。

出力に若干の不安が残る一方、USB-Cはパワフルで最大100WのUSB PD給電が可能となっており、キャンプ中もノートパソコンで作業をする私には心強い装備となりました。

AUKEY PowerStudio 液晶画面

もう1つ嬉しいのが、残量を1%単位で表示してくれる点ですね。

20%単位でのざっくりとした残量表示しかできない機種が多い中、電池残量を正確に把握できるのが非常にありがたいです!

AUKEY GaN採用100W USB-C充電器とケーブル AUKEY PowerStudio発売前使用レビュー|レトロな見た目の個性派ポータブル電源

EENOUR EB50

EENOUR EB50
電池容量 500Wh(135,000mAh)
定格出力 300W
最大出力 600W
出力波形 純正弦波
重量 6.4kg
価格 39,990円

EENOUR EB50』は、電源出力の大きさお値段の安さのバランスに優れたコストパフォーマンスの高いポータブル電源です。

EENOUR EB50に繋いだプロジェクターとスクリーン代わりに張ったムササビウイング

定格出力・最大出力はAUKEY PowerStudioとそれぞれ同じ仕様となっているのですが、EB50はなんとPowerStudioでは起動させられなかったプロジェクターを動かすことができたのです!

ポータブル電源の検証をするうえで「ホームプロジェクターを起動できるかどうか」は私の中で1つの指標となっておりますので、低価格ながらその条件を達成したEB50のコスパの優秀さには目を見張るものがあります。

EENOUR EB50でキャンプの夜にプロジェクターで焚き火を囲んだ映画鑑賞会

ただし、再生中の消費電力150~160Wのプロジェクターでは2時間弱しか電池が持ちませんでしたので、たとえば映画を1本見るのであれば、もう少し消費電力の少ないプロジェクターを組み合わせた方が良さそうです。

EENOUR EB50でキャンプの夜にプロジェクターで焚き火を囲んだ映画鑑賞会 EENOUR EB50 レビュー|ホームプロジェクターも動かせるパワフルなポータブル電源

BLUETTI EB70

BLUETTI EB70
電池容量 716Wh
定格出力 700W
最大出力 -(記載なし)
出力波形 純正弦波
重量 9.7kg
価格 78,800円

BLUETTI EB70』は、最大でなく定格出力が700Wということで、これまでの製品とは一線を画すパワーを持ったポータブル電源です。

BLUTTI EB70 ポータブル電源 ワイヤレス充電

総出力の大きさだけでなく、最大100WのUSB-C出力ポートに加え、なんと最新のiPhone等に対応した15Wワイヤレス充電ポートも備えています。

重量は10kg近くとなっており、ひょいっと気軽には持ち出しにくいものの、この大容量・大出力は心強いですね。

BLUTTI EB70 ポータブル電源を使って冬キャンプのテント内でコタツを使用 BLUETTI EB70 レビュー|パワフルなポータブル電源で冬キャンプの寒さ対策

BLUETTI AC200P

BLUETTI AC200P
電池容量 2000Wh
定格出力 2000W
最大出力 -(記載なし)
出力波形 正弦波
重量 27.5Kg
価格 219,880円

BLUETTI AC200P』は、なんと電池容量2000Wh・定格出力2000Wという圧倒的な超大容量・超大出力を持ったポータブル電源です。

家庭用の一般的なコンセントの最大出力が1500Wですので、それを上回る出力と言えば、AC200Pの定格出力2000Wという数値がいかに巨大かが伝わるのではないでしょうか。

先に紹介したEB70よりも以前に発売された商品ということもあってか、USB-Cの最大出力は60WとAC200Pの方が控えめになっています。

BLUETTI ポータブル電源 AC200天面のワイヤレス充電ポート

その一方でワイヤレス充電ポートは同じ最大出力15Wで、しかもAC200Pでは2つ用意されており、2つのiPhoneを同時にワイヤレス充電できるため、家族や友人とのグルキャンでも活躍間違いなしです!

BLUETTI ポータブル電源 AC200の重量

超大容量・超大出力が魅力のAC200Pですが、お値段とサイズもとにかくモンスター級となっており、価格は20万円超で重量は圧巻の27kgオーバー。2階に運ぶのも一苦労でした…!!

1泊2日程度のキャンプではオーバースペックですので、車旅での車中泊用途や、いざという時の備えとしての防災用途におすすめです。

BLUETTI ポータブル電源 AC200 BLUETTI AC200Pレビュー|クラス最大級のポータブル電源

BLUETTI EB55

BLUETTI EB55
電池容量 537Wh
定格出力 700W
最大出力 -(記載なし)
出力波形 純正弦波
重量 6.5kg
価格 58,800円

BLUETTI EB55』は、2021年現在での最新BLUETTIポータブル電源です。

容量は537WhとEB70・AC200Pの2機種に比べて小さくしたことで、サイズやお値段をグッと抑え、初めてのポータブル電源を選ぶ人にも手を出しやすい製品となっています。

電池容量や本体サイズはコンパクトですが、定格出力700Wに加え、USB-Cの最大出力も100Wと、出力性能はEB70と同等にパワフルです。

BLUETTI ポータブル電源 EB55

また、ワイヤレス充電ポートも1つ用意されており、EB70の良い点を踏襲したうえで、より手軽に使えるポータブル電源へと仕上げられていると感じました。

気になる点としましては、これはEB55に限らずBLUETTI製品に共通した感想なのですが、使用している機器の消費電力に対してのポータブル電源本体の電池残量の減り方が激しいという印象です。

たとえば700Whのポータブル電源ならば、計算上は700Wの機器なら1時間、200Wの機器ならば3時間半ほど使える計算となりますが、どうしてもロス(損失)が生まれてしまうため、計算して見積もった時間よりも実際の稼働時間は短くなってしまうものです。

BLUETTI ポータブル電源 EB55 USB PD対応機器をUSB-Cポートから充電中の消費電力

このロスがBLUETTI製品では全体的に大きい傾向にあり、EB55のテスト時には計算上の数値の半分程度しか持たないという結果も出てしまいました。

そのテストは販売前のサンプル品で行いましたが、製品版での挙動が気になる方は購入前にレビューをチェックしてみることをおすすめします。

BLUETTI ポータブル電源 EB55で電気毛布を使用BLUETTI ポータブル電源 EB55で電気毛布を使用 BLUETTI EB55 レビュー|初めてのポータブル電源選びにおすすめの1台

EcoFlow RIVER Pro

EcoFlow RIVER Pro
電池容量 720Wh(200,000mAh)
定格出力 600W
最大出力 1200W
出力波形 純正弦波
重量 7.6kg
価格 63,840円

EcoFlow RIVER Pro』は、MavicなどのドローンやOsmo Pocketなどの小型カメラなどで有名な、あの「DJI」出身のメンバーが立ち上げたスタートアップ企業EcoFlowのポータブル電源です。

革新的な機能が「これでもか」と盛り込まれている製品で、その特徴を簡単にいくつか挙げてみます。

  • 専用エクストラバッテリーとの合体で容量を2倍の1440Whに拡張可能
  • ACアダプター無しで電源本体を超高速充電
  • スマートフォンとWi-Fi接続をして遠隔操作

この中でも特に魅力だと感じたのが、ACアダプター無しで、ケーブルのみで本体を充電できるうえに、しかもその速度が超高速だという点です。

AUKEY PowerStudioをDCとUSB-Cの2系統電源で高速充電

ACアダプターとソーラーチャージャーを同時使用するだとか、別売りの大出力ACアダプターを組み合わせるだとか、そうしたオプションで充電速度を高められるポータブル電源はこれまでにもありました。

EcoFlow RIVER Pro ポータブル電源をACケーブルのみで接続

しかし、RIVER Proは本体とケーブルのみで、そしてコンセントにただ繋ぐだけで600W近い電力で充電ができるのです。

720Whのポータブル電源を2時間もかからずにフル充電できる快適さは、1度味わうともう戻れないですね。

また、電力変換効率も非常に優秀な印象で、消費電力から計算した使用可能時間と実際の稼働時間とのズレが、私がこれまでに使用した中で最も少ないポータブル電源でした!

あらゆる面で多機能・高品質となっており、EcoFlow RIVER Proは自信を持っておすすめできるポータブル電源です。

EcoFlow RIVER Pro ポータブル電源をEcoFlowアプリでスマートフォンに接続 EcoFlow RIVER Pro レビュー|高品質で多機能と死角なしのポータブル電源

ポータブル電源に求める条件を比較して「あなたに合う1台」を選ぼう

EcoFlow RIVER Pro ポータブル電源をEcoFlowアプリでスマートフォンに接続

容量や出力といった「絶対に押さえておきたい条件」以外にも、ポータブル電源を比較するうえで見ておきたいポイントはその人次第で変わってきます。

家庭用の電化製品を同時にたくさん使用する人ならばAC出力端子の数が重要になりますし、グルキャンなどでスマートフォンを同時に何台も充電したいシーンが多いならUSB端子ワイヤレス充電ポートも多ければ多いほど便利です。

かといって「大は小を兼ねる」という考えで巨大なポータブル電源を買った結果、持ち運ぶのが大変で使わなくなってしまった…なんてことになっては、もったいないですよね。

どんな電化製品を繋ぐのか・どのくらいの人数で使うのか・必要な端子の種類や数はどのくらいか等々をしっかりと整理して、「あなたにぴったりのポータブル電源」を選びましょう。

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