ただ「撮るだけ」ならばスマートフォンでもそれなりの写真や動画を撮影できます。
しかし「きれいに撮影したい!」と考え始めると、一眼レフカメラをはじめとした本格的な機材が必要になってきます。
これから始めていこうと考えている入門者・初心者に立ちはだかる高いハードル、それが「機材選び」
実際に、僕が動画を始める際、「何を基準にどれを選んだらよいのか?」が全くわかりませんでした。
よくわからないままに選んだ結果、思い描いていたクオリティの映像が撮れず、結果として1ヶ月足らずで手放すことになった機材もあります。
単純に、美しい映像を配信している人はたくさんいるのですが、そういったクリエイターが使用機材や技術をシェアしているのが少なすぎるからです。
海外クリエイターならたくさんいるものの、日本だとまだまだ少なく探すだけでも一苦労です。
そこで、僕が使用している機材一覧をご紹介させていただくことにしました。
僕の考えとしては、発信する動画は
- 美しい映り
- ブレのない映像
- きれいな音声
を心がけています。
発信する以上は、見てくれる方が少しでも見やすく、そして美しい映像を公開したいからです。
動画を撮影して公開するだけならどの機材でもよいのですが、「自分だったらこんな映像が見たい!」と思える映像制作ができるように試行錯誤をしています。
ここでは、使用させていただいている機材について、「なぜ、それを選んだのか?」や「デメリット」も合わせて書かせていただきました。
参考にしていただけますと幸いです!
もくじ
- メインカメラ:Panasonic LUMIX GH5 DC-GH5-K
- レンズ:DG VARIO-ELMARIT 12-60mm
- NDフィルター:Kenko カメラ用フィルター PRO1D プロND4-16
- 手持ち三脚:JOBY 一眼レフカメラ用フレキシブル三脚 ゴリラポッド
- マイク:RODE VideoMic Pro Rycote
- ウインドシールド:RODE DeadCat
- ジンバル:DJI RONIN-S
- ジンバル・RONIN-S専用ショルダーストラップ
- 超小型ジンバル一体型カメラ:OSMO POCKET
- アクションカム:GoPro アクションカメラ HERO6 Black CHDHX-601-FW
- ドローン:DJI PHANTOM 4 PRO
- ドローンNDフィルター:Kenko DJI Phantom 4 Pro
- 編集ソフト:Adobe Premiere Pro CC
- BGM:Artlist
- まとめ
メインカメラ:Panasonic LUMIX GH5 DC-GH5-K
美しくぶれのない映像を撮影したい場合は、僕が動画を撮影するメインカメラとして使用しているPanasonicのミラーレス一眼カメラ「GH5」がオススメです。
写真ならばNikonやCanonが王道ですが、そうしたメーカーの一眼レフは「写真を撮ること」を前提として作られており、動画撮影に関してはあくまで「撮れるだけ」で「動画を撮るため」の機能・性能には、そこまで力を入れられていません。
実は、僕はGH5を購入する1ヶ月前に他メーカーの一眼レフカメラ(Nikon D5600)を買ったばかりでした。
しかし、写真は綺麗に撮影できたものの、動画のクオリティはとても満足できるものではなかったのです。
そのため、せっかく購入したD5600でしたが1ヶ月ほどで売却しています。
また、動画を撮る専用の機材であるビデオカメラも持っていましたが、僕の理想は「一眼の雰囲気を取り入れた動画を撮影したい!」というもの。
そんな贅沢な悩みを解決してくれたのが、動画撮影のために作られたミラーレス一眼カメラ Panasonic GH5です!
ミラーレスはカメラ内部にレフ(ミラー)が無いことからその名前が付けられており、内部構造がシンプルになることで一眼レフよりもサイズがコンパクトな点が特徴…なのですが、このGH5はミラーレス一眼ながら本体サイズはかなり大きめ。
そのミラーレスらしからぬ本体の中には、動画を美しく撮影するための技術がぎゅっと詰め込まれており、強力な手ぶれ補正をはじめとした様々な機能を搭載しています。
「動画専用のモードがダイヤルに用意されているほど」と言えば、その動画撮影へのこだわりの強さが伝わるのではないでしょうか。
GH5には「V-Log」という編集前提の撮影方式があり、これを選べば後からあなた好みの色(LUT)をあてることができます。
V-Logを利用した「Log撮影」は映画撮影やプロの現場で使用されている撮影方法で、好きなカラーにすることで「シネマ風」を演出できるため、プロ顔負けの表現が可能。
以下、カラー前後の比較画像を見てみましょう。
- カラーグレーディング前
- カラーグレーディング後
ご覧の通り、色を入れるだけで一気に雰囲気のある映像表現が可能になります。(編集は「Adobe Premiere Pro」です)
さらに、強力な手振れ補正があるため、高解像度でありながらビデオカメラのような滑らかな映像が撮影できます。動画に強い一眼をお探しなら、プロも使用するコスパ最強の「GH5」がオススメです。
唯一のデメリットを挙げるとすれば、すぐにバッテリーがなくなり、少し発熱すること。
高度な処理をしているから仕方がないのかもしれません。
パナソニック ミラーレス一眼カメラ ルミックス GH5 ボディ ブラック DC-GH5-K
互換性のある安い他社製のバッテリーもありますが、起動しなかったり不具合の原因になったりするため、純正品の購入を強くオススメいたします。
「壊れてもいいから安いものでよい」という人は、互換バッテリーでも良いでしょう。
純正のバッテリー充電器はAC電源でしか使えないため、出先での充電ができません。バッテリー切れと同時に撮影ができなくなっては、仕事にならないですよね。
そこで、USBで充電できるバッテリーチャージャーを使用して、外出先でも充電できるようにしています。
ただ、純正の充電器に比べると、体感的に「チャージスピードが倍近くあるのでは?」と思うほど遅いです。
USBで充電できるとは、つまりモバイルバッテリーでも充電が可能になるということ。
出先でのスマートフォン充電に使えるバッテリーを、そのままカメラのバッテリー充電にも使いまわせるという汎用性の高さがありがたいです。
モバイルバッテリーは、信頼のAnker製商品を使用しております。
コンパクトなのでバッグに入れておいても邪魔になりません。
もっと多くの機種を充電したり、直接AC電源を挿して使えるモバイルバッテリーも手に入れました!
RAVPower(ラブパワー)というメーカーで聞きなれなかったのですが、友人に紹介していただき購入しました。Anker製品に負けず劣らずの高品質で、容量は20100mAh(スマホなら約5,6回充電可能)もあるので出先でも安心です。
また前述の通り、AC電源を直接挿せるのでカメラ関連の充電器はもちろん、スマホやノートPCまで充電できます!
コンセントがない出先での作業も可能になるので、今では必需品となりました。
レンズ:DG VARIO-ELMARIT 12-60mm
GH5と組み合わせているズームレンズは、同じPanasonicから出ているレンズ「DG VARIO-ELMARIT 12-60mm」
ちびまる子ちゃんのたまちゃんのお父さんが愛してやまない「ライカ」のレンズなので品質は間違いありません。
本来、一眼は動画ではなく写真用ですよね。
動いて撮影することを想定していないため、一眼で動画を撮ろうとすると大きくブレてしまいます。
しかし、GH5とこのレンズはその常識を覆しました。
レンズ自体に手振れ補正がついており、GH5の手振れ補正と合わせることで、「Dual I.S.2」と呼ばれる機能が使えるようになります。
これをオンにすると、しっかりと構えれば手持ちでもブレのない滑らかな映像を撮影することができます。
歩きながらの自撮りも可能なほど。
GH5との相性も抜群なので、本体とこのレンズがあれば三脚がなくてもブレを最小限に抑えた撮影が可能になります。
パナソニック ズームレンズ マイクロフォーサーズ用 ライカ DG VARIO-ELMARIT 12-60mm/F2.8-4.0 ASPH./POWER O.I.S. H-ES12060
NDフィルター:Kenko カメラ用フィルター PRO1D プロND4-16
日中の屋外で撮影する場合など、周りから入ってくる光が強い時に起きる現象…それが露出オーバー(画面が真っ白になって映らなくなること)です。
露出オーバーにならないよう、カメラ設定のシャッタースピード(SS)やF値(明るさを調節する値)を絞って明るさを調整することも可能ですが、動画ではこの方法が使えません。
SSを変更して明るさの調整をしようとするとパラパラ漫画のようなカクカクした映像になってしまい、かといってF値で対応しようとするとピントの「ボケ」が無くなって一眼の雰囲気が失われてしまいます。
そこで活躍するのが、レンズに取り付けることで取り入れる光の量を抑えられる「NDフィルター」です。例えるならば、カメラ用のサングラスですね。
NDフィルターを使用すれば、SSをそのままでF値を絞らずに露出を抑えられるので一眼での動画撮影には必須のアイテムと言えます。
複数枚を組み合わせることで様々なシチュエーションに対応可能
快晴と曇りの日では、明るさも当然大きく異なりますよね。
NDフィルターには「ND4」や「ND8」の表記がされており、光を数字分の1に抑えられます。
ND4は光量を1/4、ND8ならば1/8といった具合に調整が可能ですので、周囲の明るさに合わせたフィルターを取り付けることでちょうど良い明るさの映像を撮影可能。
NDフィルターは重ねて使うことができて、合わせる数字の掛け算の数だけ光を抑えられるので複数持っているとより柔軟に調整が出来ます。
ちなみに僕は
- ND4
- ND8
- ND16
の3種類を持っています。
重ねて使うときのNDフィルターの数値は、足し算ではなく掛け算ですので、ND4とND8を重ねた場合にはND32のフィルターと同じ効果を得られるといった計算になります。
一枚だけでなく複数枚持っていれば、真夏の晴天の中でも光を抑えられるので複数枚の所有がおすすめです。
手持ち三脚:JOBY 一眼レフカメラ用フレキシブル三脚 ゴリラポッド
撮影時にあると便利なアイテムの1つが三脚です。
手ブレの無い安定した映像を撮影できるうえに、両手が空くために撮影の自由度が大幅アップ!
しかし、大きな三脚を持ち運ぶのは大変ですよね。
そこでおすすめなのが、簡易的なミニ三脚です!
持ち運びやすく気軽に使えるため、大きい三脚を持っている人でも、いずれ必ずミニ三脚が欲しくなる日が訪れます(;^_^A笑
ただ、一眼は重いため、一眼専用でなければ倒れたり折れたりする可能性があるので注意が必要です。
大切な機材を守るためにも、値段は少し高いですがミニ三脚は「JOBY(ジョビー)のゴリラポッド」がオススメです。
ワンタッチで三脚部の取り外しもできるため、使わないときはしまっておいて、必要になったらさっと出して活用できるからです。
また、足が自在に変形するため、木や手すりなどに巻き付けて使用したり、机の上において撮影してもいいですね。
タイマーを使ったり、タイムラプスの撮影も手軽にできるようになります。
三本まとめて持てば自撮り棒としてもつかえるので、YouTubeなどに動画を投稿する人には特にオススメです。
マイク:RODE VideoMic Pro Rycote
写真に無くて動画にある重要な要素、それが音声です。
カメラ自体にマイクは内蔵しているものの、お世辞にも高音質とは呼べません。
クオリティの高い動画を作るのであれば、外部マイクは必需品!
僕のおすすめマイクは、海外の有名クリエイターも御用達の「RODE(ロード)」のVideo Mic Proです。
ホワイトノイズ(サーっとなる音)や雑音を排除しつつ、屋外でも目の前の音だけをきれいに拾うことができるからです。
このマイクの唯一の欠点を挙げるとすれば、本体から電源を供給するのではなく、マイク本体に電源が独立している点です。
カメラの電源や録画状態と連動しないため、マイクを入れ忘れたり電源を切り忘れてしまうことも。。。
僕も初めはこの凡ミスを繰り返してしまいましたが、慣れれば息をするようにこなせます。何事も経験ですね(;^_^A
動画において、映像美はもちろんですが音声も同様に大切です。演者の声をクリアに拾えるだけで、映像の品質が一気に向上します。
そのため、僕は「絶対的にマイクは良いものを使うべきだ!」と考えます。
たとえば、環境音(雨や川のせせらぎ、街の騒音など)をきれいに収録しておけば、後から動画に合わせれば臨場感のある映像を作成できるところもいいですね。
透き通った音は聞いているだけで癒されますよね。
映像美にこだわるのと同時に、音声にもこだわれれば動画の質は一気にプロに近づきます。
ウインドシールド:RODE DeadCat
屋外で動画撮影をする場合、どうしても風切り音を拾ってしまいます。
外でスマホで動画を撮ったときに、バタバタ・ボウボウと言った音が入ってしまった経験があるのではないでしょうか。あれが風切り音です。
せっかく良い画が撮れても、風の音が入っていると台無しです。
RODEのVideo Mic Proで風切り音を軽減させるためには、いかにもプロを思わせる「ウインドシールド」と呼ばれるホワホワを装着しましょう。
屋外でGH5にこのウィンドシールドを付けたマイクを装着して自撮りをしていると、異常なくらい目立ちます(;^_^A笑
ジンバル:DJI RONIN-S
GH5のような動画撮影に特化したカメラで、どれだけ強力な手振れ補正がついていても、ブレを完全になくすのは難しいです。
一眼の場合、電子制御にて手振れ補正をしているため、ときには画像が歪んでフニャフニャした動画になってしまうこともしばしば。これを「こんにゃく現象」と呼びます。
そこで、一眼でもドローンと同じようにヌルヌルした滑らかな映像を撮りたい場合、ジンバルが必要になります。
ジンバルとは、物理的にカメラのブレを軽減してくれる装置のことです。
僕はDJI製品の「RONIN-S(ローニン エス)」というジンバルを使っています。
「さすがDJI」と言いたくなるほどの補正能力と、触った瞬間に「っあ、いい金属使っている」ということがわかるほどの高品質なところも男心をくすぐってくれます。
「片手用ジンバル」というコンセプトですが、GH5と合わせるととても重いです。
ただ、僕は左手に娘を抱っこして、右手で自撮り棒代わりにして片手で持って撮影することも多々あります。
おかげで筋肉がつきました!笑
見てくれる人のためにも、できる限り手振れの少ない映像を撮影するためにも、RONIN-Sは本当に買ってよかったです。
1度充電をすれば、丸1日撮影していてもバッテリー切れになることはあり得ません。
論より証拠ということで、DJI公式チャンネルが公開している以下の動画を見れば、あなたもRONIN-Sが欲しくなること間違いなしです!
ジンバル・RONIN-S専用ショルダーストラップ
ジンバルを付けたGH5を持ち運ぶとなると重くて不便です。
そこで、ショルダーストラップを付けておけば肩にかけて運べるので重量があっても疲れにくくなります。
また、撮影する際もストラップを首に下げてRONIN-Sを持てば、重さを軽減できます。
1日中歩きながらの撮影であっても、疲労を最小限に抑えられるのでRONIN-Sを買うならこのストラップも同時購入することを強くオススメ致します。
超小型ジンバル一体型カメラ:OSMO POCKET
僕は本格的な映像制作からライトな撮影であるVlogまで、すべてDJI RONIN-SにGH5を乗せて撮影していました。
ただ、
- とにかく重い
- デカくて邪魔
- 目立ちすぎてしまう
といったデメリットがあります;^_^A
「もっと手軽に安定した撮影できたらいいな~」と思っていたときに、同じDJIからジンバル一体型の「OSMO POCKET(オズモポケット)」という超小型カメラが出たのです!
「これだ!」と思い、すぐに買って使ってみました。
手のひらに収まるサイズ感ながら、ジンバルは「さずがDJI」と思わせるクオリティの性能でした。
映像も美しく、編集前提の「DCineLike」というプロファイルでの撮影もできるため、小さな機体からは想像できないほどのパワフルな性能を持ち合わせています。
VlogやSNSへの投稿などのライトな撮影は、OSMO POCKETだけあれば十分です。
商品名の通り、ポケットや化粧ポーチにも入るサイズ感なので、どこにでも持っていけますし撮影をしていても目立ちません。「美顔効果」という撮影モードもあるため、女性の方でも撮って出しができてしまいます。
「手軽にクオリティの高い映像が撮りたい」という人にオススメの小型カメラです!
ブログ記事でレビューを書いてありますので、以下よりご覧ください。
非公開: 世界最小のジンバル一体型カメラDJI Osmo Pocketレビューアクションカム:GoPro アクションカメラ HERO6 Black CHDHX-601-FW
アクションカムといえばGoProですね。
防水防塵で、ケースに入れなくても10mまでの防水性能があります。
4K/60fpsの撮影やフルHD(1080)画質で240fpsまで対応の高性能アクションカムです。頭や胸に取り付ければ一人称視点のダイナミックな映像が撮れますし、自撮り棒に取り付けて旅の様子を記録することもできます。
とにかく小さくて持ち運びに便利ですが、4K/60fps撮影時で約70分、720p/60fps撮影時で110分しかバッテリーが持たないのがデメリットです。
そのため、僕はバッテリーを1台に対して4つ持っています。これくらいの数がないと安心して撮影ができません……。
【国内正規品】GoPro アクションカメラ HERO6 Black CHDHX-601-FW
1度に2つのバッテリーを同時充電できるため、効率よく充電できるのでGoProユーザー必須アイテムです。
GoProの自撮り棒は、純正のものを使用しています。
三段階の長さ調節ができるため、自撮りはもちろん広げれば「風景を大きく映したいとき」や「大勢での撮影」も可能になります。
見た目ほぼ同じな他社製自撮り棒が低価格で販売されていますが、以前購入したときに1か月足らずで折れてしまいました……。
それ以降は純正を使っています。
壊れる安いものを何度も買うよりも、少し値は張るけど長く使える良いものを大切に扱うようにしています。
グリップ内にミニ三脚が入っているため、さっと出して付ければ、手軽にタイムラプスやタイマー撮影ができるところがお気に入りです。
頭に付けて撮影できるため、迫力のある一人称視点の撮影ができます。
内側には滑り止めがあるため、帽子やヘルメットの上に付けても滑り落ちづらい設計になっているから扱いやすいです。
【国内正規品】 GoPro 純正アクセサリ ヘッドストラップ&クリップ ACHOM-001
ヘッドマウントの場合、キョロキョロすると映像も大きくブレて見るに堪えない動画になって使い物にならない場合があります。
そこで、チェストマウント(胸に付けるタイプのマウント)なら、首を動かしても同じ画をとらえ続けることができるので安定した撮影が可能になるのでオススメです。
たとえば、釣りの動画などの一人称視点で使う場合が多いです。
ドローン:DJI PHANTOM 4 PRO
映像の表現を広げたいなら、ドローンの購入を強くオススメ致します。
普段の生活で絶対に目にしない動画を撮影できるため、それだけでも映像がダイナミックになってプロのようなビデオを作れるからです。
ドローンを購入するなら、世界ナンバーワンの圧倒的シェア(7割程度)を占めるDJI(ディージェイアイ)一択だと、僕は強く感じています。
画質が良くブレのない映像が撮影できるのはもちろんですが、何よりも安全に飛行できるところがポイント。
航空法が厳しい日本で法律を犯したり、旅客機との接触などで重大な事故を起こさないように規制をかけてくれているので安心して使えます。
せっかくの楽しい撮影で、気づかぬ間に誰かを傷つけるようなことは絶対にあってはなりません。
僕はDJIのドローンシリーズの中で、「Phantom(ファントム) 4 Pro」を愛用させていただいています。
1インチの大きなセンサー搭載なので映像がとにかく綺麗で、4K60fpsまで撮影できるからです。
さらに、「D-Log」という「Log撮影」ができるため、GH5同様にカラーグレーディングで映像表現の幅が大きく広がるところも決め手です。
カメラを支えるジンバルも素晴らしく、風が強い上空での空撮でも、ヌルヌルした滑らかな映像が撮影できます。
ドローンを安全に飛ばすためにも、ラジコン保険と国土交通省から認可をもらいましょう。正しい知識を持ち撮影することで、より空撮が世の中に広がっていくので、最低限のルールを守って飛行させましょう!
>>ドローンの許可を国土交通省からネットで取得する方法はこちら
ドローンNDフィルター:Kenko DJI Phantom 4 Pro
一眼同様に、ドローンでもNDフィルターは必須です。
ドローンは屋外での撮影が基本になるため、太陽光が強い環境下では露出オーバーになりやすいです。
屋外でも滑らかで美しい映像を残すためにも、専用のNDフィルターを購入しておきましょう。
僕はKenko(ケンコー)のDJI Phantom 4 Pro用のNDフィルターセットを使用しています。ケースに入って持ち運びしやすく品質も間違いないのでオススメです。
編集ソフト:Adobe Premiere Pro CC
月額制(年間契約あり)なのでランニングコストはかかりますが、本格的な編集をしたい場合は「Adobe Premiere Pro」一択です。映画製作の現場でも使用されており、プロも御用達の本格的な編集が可能な編集ソフトの王様です。
ただ、機能が多すぎて初心者では使いこなすのが難しいです。
その代わり、あらゆる編集と映像表現が可能になり、技術力があれば思い通りのビデオを作ることができます。
僕も全くの初心者から始めたので、使い方がわからずに悩みました。
ただ、表現の幅を広げるために参考書や海外のクリエイターの動画をたくさんみて、1つずつ編集技術を身に着けて少しずつ使えるようになっていきました。
ほかのソフトを触ってからAdobe Premiere Proを触るよりも、初めからこれだけを集中的に取り組めば習得は早くなります。
動画作成はカメラ機材はもちろんですが、それを生かすも殺すも編集ソフト次第といっても過言ではありません。本格的にきれいな映像を作りたい場合は、「Adobe Premiere Pro」をオススメ致します。
BGM:Artlist
動画内で使用しているBGMは「Artlist(アートリスト)」という年間契約のサイトを使用しています。
年会費は2万円程度するので高いですが、1度ダウンロードしてしまえば一生使えるので気に入ったものがあれば保存しておけます。
もちろん、プロが作った高音質の音源です。
なにより、他のクリエイターと被らないところがいいですね。
たとえば、YouTubeを見ていると「っあ、この音源○○チャンネルで聞いたやつだ」といったことを考えさせてしまうと、せっかくの動画が台無しです。
「BGMで動画の雰囲気や印象が変わる」といっても過言ではないため、ここはこだわってお金をかける価値があります。
Artlistは映画やテレビでも使用される品質の音源が、2018年11月現在6,000曲以上あり、毎週150曲以上追加されています。
以下より登録をすれば、1年間にプラスして2か月無料使用期間がついてくるので、ぜひご利用ください。
BGMであなた独自の世界観を作り、一人でも多くの人に感動を与える映像制作をしていきましょう。
まとめ
ひとえに「動画」といっても、あらゆる要素が1つになって作られています。
作る側になると、映像制作をしているクリエイターの実力や労力が手に取るようにわかるようになります。
莫大な労力と時間をかけて、一瞬を切り抜いてそれを動画にまとめることを考えると、芸術そのものです。
僕は本格的に始めて1か月程度ですが、トップクリエイターから学び続け、少しずつ技術を向上させていきたいです。
そこで作った映像を配信して一人でも多くの人に影響を与えられるような仕事をしていけるように努力を続けていきます。
僕が動画を始めたきっかけは、地元であり大好きな伊豆の魅力を最大限に伝えるために一眼で映像を撮るようになりました。映像表現の幅を広げて、伊豆はもちろん、全国全世界の美しい映像を配信していきます。
それがきっかけとして、「行ってみたい!」「私もやってみたい!」と思ってもらえるような動画を作っていけるように精進してまいります!
もし、「○○がおススメだよ!」「△△のほうが良いよ!」などの情報がありましたら、記事下のコメント欄にアドバイスをいただけると嬉しいです^^
また、YouTubeでも動画を配信していますで、チャンネル登録をお願いいたします!
以下のページでは、ここで紹介させていただいた機材で撮影した動画の一部を掲載させていただいていますので、ぜひご覧ください!
伊豆のぬし釣りが作る動画のイメージ
こういった記事は本当に為になります!ありがとうございます!
GOPRO、一眼、ドローン、OSMOなどと種類が違うカメラを愛用されているとの事ですが、それぞれのカメラで撮影した素材を一つの動画に組み込む事はあるのでしょうか?
コメントありがとうございます!
もちろんです! 例えば、以下の動画はドローンとGH5、GoProを使って撮影しています。
https://youtu.be/_Cr2YBfUepQ
そのほかにも、YouTubeチャンネルで動画を公開していますので参考にしていただけますと幸いです!
https://www.youtube.com/channel/UCOhe6qFb96OZorhMnzJOlJQ
はじめまして。
私は写真メインで一眼レフをつかうのですが、動画の場合は必要なアイテムがだいぶ違うんですね!
今後も参考にさせていただきます(・∀・)
たかじょーさま
コメントありがとうございます! GH5ではほぼ動画しか撮らないので、教えていただきたいです(^^)
一眼レフカメラとミラーレス一眼カメラを混同してるようで、残念です。
一眼レフカメラのレフ板構造=ミラーを省略したものがミラーレス一眼カメラで、GH5はミラーレス機(一眼レフではない)です。
同様の誤解をされている方が結構多くいらしゃいます。
本記事自体はよくまとまっているので、ぜひ訂正していただけると、(合わせて、ミラーレスと一眼レフの違いを追記されると)、さらに役立つ良い記事になると思われ、僭越ながらコメント残させていただきました。
記事訂正後はコメント削除いただいて結構です。
通りすがりのカメラ好きさま
ご指摘ありがとうございます! ミラーレスとわかって使っていたにもかかわらず、文字に起こした際にそのまま記載してしまっておりました……。
修正させていただきました。
ミラーレスと一眼の違いに関しては、GH5の紹介ページを書かせていただく際に、合わせて細かく説明をさせていただきます。
またぜひコメントいただけますと幸いです!
品川までの新幹線内で見させていただきました!
このブログ、至れり尽くせりですね!
面白かったです。
次の記事も楽しみにしております。
閲覧ありがとうございます!
ぜひ、また遊びに来てください^^