冬キャンプの設営や洗い物のとき、その寒さや水の冷たさのせいで、手が痛いほどかじかんでしまいます。
しかし、防寒用に持っていった手袋は土や水で汚したくありませんよね。
今回は、寒さ・汚れ・乾燥から手先を守ってくれる防寒具「ニトリルグローブ」についてご紹介します。
そのほか、冬キャンプに役立つ防寒グッズについてはこちらの記事をご覧ください。
冬キャンプ初心者の必需品とは|寒さ対策のポイントをまとめて解説もくじ
ニトリルグローブとは
ニトリルグローブとは、ニトリルゴムという素材の手袋です。
他のゴム手袋よりも優れた下記の特徴があり、整備工場・工事現場・調理場などの幅広い環境で作業者の身を守るために使用されています。
- 熱に強い
- 摩耗しにくい
- 伸縮性が高く裂けにくい
- 水や油さらに薬品までも染み込まず溶解しにくい
- スマートフォン(静電式タッチパネル)を操作できる
MGコーポレーションのニトリルグローブがおすすめ
ニトリルゴムを素材としたグローブは多くのメーカーから販売されていますが、私はMGコーポレーションのニトリルグローブを愛用しています。
その理由を詳しくお話ししましょう。
格安なのに高品質
真っ先に気になる価格ですが、100枚入りで約3,000円つまり1枚あたり約30円と破格の値段!
品質に問題がないのかと勘ぐってしまうほどの安さですよね。
しかし、心配は無用です。
私は勤務先の自動車整備工場で、シンナーなどの薬品を取り扱うときにもこの商品を使用しています。
天然ゴム製の手袋では溶けて穴が空いてしまう濃度のシンナーを取り扱っても溶けず、染みもしません。
工場で求められる耐久性をクリアする品質なので、キャンプでの使用には十分耐えると断言できます。
風を通さなくて温かい
水や薬品も一切通さない密閉型のグローブなので、装着中は外気に体温を奪われません。
ニトリルグローブの上に普通の防寒用手袋を重ねれば、冷たい風が吹く中でも汗ばむほどに手先が暖かくなります。
実際に、バイクの冬用グローブを重ねてバイクを運転したときも、指先まで暖かく過ごせました。
調理にも使える
調理中に水を扱うと、指先の感覚がなくなってしまうほど冷えてしまいますよね。
しかし、ニトリルグローブをつけていれば水に濡れても手は暖かいまま。
また、グローブをつけて調理すれば食材に汚れがつくことも、汚れが手につくこともありません。
私は魚を捌くときに、ヌメリや血が手につくのを防ぐためにも使用しています。
キャンプ用品のメンテナンスが捗る
道具のメンテナンスもキャンプの醍醐味。
しかし、手へのダメージ・汚れが気になるとメンテンスが億劫になってしまいますよね。
ニトリルグローブをつけていれば、シンナーやオイルを触っても手には一切つきません。
手を洗う手間がなくなるので、メンテナンスの時間短縮にも繋がります。
手の保湿に効果がある
このグローブは密閉されているので装着中は中の水分が逃げず、グローブ内がジットリと濡れます。
そのおかげで、乾燥した環境でも手が割れない・ヒリヒリしないといった保湿効果があります。
私は気になりませんが、蒸れる感覚が苦手な方は長時間装着できないかもしれません。
コンパクトで携帯しやすい
2枚のグローブを重ねて丸めても約2cm×約10cmとコンパクト。
場所を取らないので、荷物の隙間やポケットにいれて簡単に持ち運びできます。
スマートフォンを操作できる
防寒していても、カメラやSNSのためにスマートフォンを使いたい時はありませんか?
このグローブは約0.1mmの薄さなので、装着したままスマートフォンを操作できるんです。
私のようにスマートフォンが手放せない人にはありがたい機能です。
注意:格安品だと破れてしまうことも
私は試したことがありませんが、MGコーポレーションの1/3の価格でニトリルグローブを販売しているメーカーもあります。
しかし、「装着中に破けてしまうこともある」とレビューされていました。
使用前に壊れてしまっては意味がありませんよね。
安さがすべてではありませんので、十分に検討してから購入しましょう。
まとめ
手先の寒さ・汚れ・乾燥のつらさはニトリルグローブ1つで解決できます。
数あるニトリルグローブの中でも、MGコーポレーションの商品は低価格かつ高品質と欠点なし!
キャンプだけでなく日常生活にも使えるので、試してみてはいかがでしょうか。