静岡県御殿場市に位置するリゾート施設「御殿場高原 時之栖(ときのすみか)」は、冬の時期に開催されているイルミネーションが有名で、毎年多くの観光客が全国各地から訪れます。
けんいちさんも2018年の冬に家族で訪れ、その際に撮影した様子をVlogとしてYouTubeに公開していました。
そんな時之栖ですが、イルミネーション以外の魅力に関しては意外と知られてなかったりするんですよね。。。
そこで今回は、桜を眺めながら地ビールに舌鼓を打てる贅沢なイベント「時之栖 桜まつり」を全力で楽しんできた様子をご紹介します!
もくじ
時之栖 桜まつり2019のイベント情報
御殿場高原 時之栖の敷地内には約760本のソメイヨシノ、約2,500本の河津桜をはじめ、早咲きから遅咲きまで様々な品種の桜が計3,000本以上も植えられています。
そんな美しい桜を、美味しい食べ物や楽しいイベントと一緒に満喫できてしまうのが、例年3月の下旬から4月の上旬にかけて開催される「時之栖 桜まつり」です。
2019年は3月30日(土)から4月14日(日)の計16日間に渡って行われ、開催期間中は屋台や様々なパフォーマンスを楽しめます。
主なイベントの開催日程を表にまとめてみました。
イベント | 開催日程 |
---|---|
神輿祭り | 3月31日(日) |
昭和屋台 | 3月30日(土)~4月7日(日) 4月13日(土)~4月14日(日) |
富士山よさこい祭り | 4月7日(日) |
このほか、近隣の学校による部活動の披露や大道芸、わんわん大サーカスなど、様々な演目が行われます。
御殿場高原 時之栖へのアクセス
御殿場高原 時之栖へのアクセスですが、車で訪れる場合の最寄りのインターチェンジは裾野ICで、そこから約10分の道のり。
御殿場ICからですと約25分となりますので、名古屋方面から来られる場合は1つ手前の裾野ICで降りることをおすすめします。
駐車場は2,200台が収容可能な無料駐車場が用意されています。
公共交通機関で訪れる場合には、三島駅・御殿場駅から無料のシャトルバスが運行されていますので、そちらを利用しましょう。
シャトルバスの乗り場や時刻表については公式サイトに掲載されています。
御殿場アウトレットへ立ち寄るのもおすすめ
御殿場ICで降りると、そこから車で6分ほどの距離には御殿場プレミアム・アウトレットがあります。
行き帰りの途中で立ち寄るだけでなく、時之栖~御殿場アウトレット~箱根湯本駅の間を走るシャトルバスを運行していますので、有料にはなりますがそちらを利用することも可能です。
開花状況:2019年の3月末時点で4~5分咲き
私達が時之栖を訪れたのは3月31日、桜まつり開催2日目の日曜日です。
当初の予定では4月5日頃に訪れようと計画していたのですが、2018年は3月31日時点で既に満開だったと聞いて、予定を急遽前倒しにすることに!
ところが、2019年は例年に比べて暖かい日が少なく、沼津や三島でも桜はまだ満開にはなっていませんでした。
さらに御殿場は、標高の関係で気温が周辺の地域よりも低くなるため、桜の開花状況を心配しながら訪れてみると…
葉桜になっていました。
「えっ、もう葉桜なの!?」と驚きましたが、駐車場に植えられているのは早咲きの河津桜のようですね。
河津桜は1か月前の2月末時点で既に満開でしたので、葉桜になっているのも納得です。
河津桜まつりで2019年の春を先取り!2月に開花する早咲きの桜を満喫してきました みなみの桜と菜の花まつりは混雑に悩まず早咲きの桜を楽しめる穴場イベント気を取り直し、この時期の主役であるソメイヨシノの姿を見てみましょう。
ソメイヨシノは3月末時点で4~5分咲きといったところ。
つぼみと花がちょうど半々くらいでしょうか。
近付いてみてみると、淡いピンクの花びらがちらほらと開いています。
450mにも及ぶ「桜のトンネル」もまだ少し物寂しく見えます。
あと1週間遅く来ても良かったかもしれませんが、3月31日に来た理由は「昨年は満開だったから」だけではありません。
もう1つの理由は、この日だけに行われるイベント神輿(みこし)の園内行脚に参加したかったからです!
そのほかにも地元の学校である飛龍高校太鼓部の演奏も予定されているなど、日曜という事でイベント盛り沢山となっており、桜が満開前でも来る価値充分だったというわけですね。
やまとさんと合流した私達は、ジブリ映画に出てきそうなロボット(?)の石像と記念撮影をし、目当てのイベントが始まるまでは屋台をぐるっと巡ることにしました。
食べて美味しい、遊んで楽しい屋台が多数出店
3月30日(土)~4月7日(日)の9日間と4月13日(土)~4月14日(日)の2日間は様々な屋台が出店します。
チョコバナナや焼きとうもろこしといった定番の屋台が立ち並ぶ様子はまさにお祭りそのもの。
また、「時之栖 屋台村 灯横丁(あかりよこちょう)」と名付けられたドーム状の建物内では、焼き鳥やラーメン、しぞ~かおでん(静岡おでん)も楽しめます。
射的の屋台で大盛り上がり!
出店している屋台は食べ物・飲み物だけではありません。
射的や金魚すくいといった昔ながらの遊び屋台もあり、小さいお子さんはもちろん、大人も童心に返って楽しむことが出来ます。
それではここで、無邪気に楽しんでいる大人の姿を見てみましょう。
よーく狙って…
狙った獲物を見事に撃ち落とし、気持ち良くハイタッチを決める姿は少年そのものですね。
3時間1,800円で地ビールやワインが飲み放題
子供のように楽しんだ後は、お待ちかねの大人の時間です。
御殿場高原の地ビールやワイン、ハイボール等々がなんと3時間1,800円で飲み放題!
飲み放題を申し込むと、時刻が記入されたリストバンドを付けられます。
いつまで飲めるかが一目でわかるため、べろんべろんになっていても時間を忘れる心配がありません。(※飲みすぎには気を付けましょう)
この時期にしか飲めない期間限定ビール「さくら姫」も飲み放題の対象となっていますので、桜を眺めながら「さくら姫」を楽しんでみてはいかがでしょうか。
地元の高校生による太鼓のパフォーマンス
時之栖 桜まつりでは、食べて飲むだけでなく、目と耳で楽しめるイベントも数多く開催されています。
この日は地元の高校である飛龍高等学校の太鼓部による演奏が行われていました。
真剣な表情で太鼓を叩く姿に、グッと引き込まれます。
目の前で聞いていると、まるで空気で殴られているような圧力を感じました。
太鼓部の演奏のほかにも、大道芸やご当地アイドルのパフォーマンスなどもあり、こんなに色々な演目を1日でまとめて満喫できるなんて贅沢ですね。
お神輿の園内行脚に参加!
私達が訪れた3月31日の目玉イベント、全長9mのお神輿による園内行脚の時間がやってきました。
「お客様の参加大歓迎!」と聞き、お祭りに来た当初からお神輿を担ぐ気満々だったけんいちさん・やまとさんの2人。
無事に合流成功です!
「前行こう!前!」と促され、2人ともお神輿の先頭の方を担ぐことに。
2人の雄姿をカメラに収めつつ「楽しそうに担いでるなぁ」なんて横でほのぼの見ていたところ…
「痛ぇ~!」という、けんいちさんの悲痛な叫びがこだまします。
そして、そこにすかさず入る「痛くねぇから!」というツッコミ。
撮影に回っていた私ですが、カメラが震えないように笑いをこらえるのが大変でした…w
やまとさんもこの通り。
「大人数で持つわけだし、そんなに重くはないだろう」と思いきや、1人1人にかなりの重量がかかるようで、しかもクッションも何もない木なので肩がめちゃくちゃ痛いみたいですねw
とはいえ2人とも終わった後は「痛かった!けど楽しかった!!」と興奮しながら熱く語っており、大満足な様子でした!
夜にはライトアップされた夜桜を楽しめる
陽が沈み、辺りが暗くなるにつれて、イルミネーションや提灯に明かりがともされてきました。
桜の木にもイルミネーションが括り付けられており、17時から22時の間はライトアップされて、昼間とはまたひと味違う夜桜の姿を楽しめます。
そんな夜桜を眺めつつ、帰り支度をしようとしていた矢先のこと。
「えいさー!ほいさー!」という声とともに、お神輿が近付いてきたのです!
予定表には書かれていなかったのですが、この日の最後に行われる記念撮影前に、園内をぐるっと1周しているようですね。
「痛かったけど、それ以上に楽しかった」と先ほど大興奮していた2人は、この最後の園内行脚にも合流。
ライトアップされた夜桜の下を神輿とともに練り歩き、最後の最後までお祭りを堪能させていただきました。
撮影協力:フォトグラファー みさきさん
今回の記事に掲載した写真の数々は、フォトグラファーのみさきさんに撮影していただきました。
優しく、温かみのある素敵な作品の数々、ありがとうございます!
みさきさんのInstagramでは出張撮影や撮影会の募集もされていますので、ぜひチェックしてみてください。
時之栖 桜まつり2019は4月14日まで開催!
2019年は気温の関係で桜の開花時期が例年よりも遅く、公式サイトの開花情報を見ても、4月5日現在ではまだ4~5分咲きのままのようです。
つまり、まだまだお祭りの期間中は桜を楽しめるということですね。
「時之栖 桜まつり」は4月14日(日)まで開催しており、土曜・日曜には屋台も出店します。
美味しく食べて飲んで、観て聴いて楽しめる「時之栖 桜まつり」へ、皆さんぜひ足を運んでみてください。