沼津港といえば静岡県沼津市の人気観光スポットです。
日本一深い駿河湾に生息する貴重な生き物を見学できる「深海魚水族館」や水門「びゅうお」といった目で見て楽しめる施設から、巨大なかき揚げで有名な「魚河岸丸天」や深海魚バーガーを食べられる「沼津バーガー」などなど、魅力満載です。
見どころが多すぎて1日で全て回るのは、とてもじゃないですけど厳しいですね。
そこで今回は、そんな沼津港の中でも「沼津みなと新鮮館」にスポットを当てて、沼津みなと新鮮館だけで満喫できるコスパ最高の楽しみ方を紹介させていただきます。
もくじ
沼津港の主役「沼津みなと新鮮館」
沼津みなと新鮮館は沼津港に位置し、海産物だけでなく静岡県の名産であるお茶やワサビを購入できるマーケットモールです。
いわゆるお土産屋さんが沢山入った施設なのですが、食事処やウッドデッキも用意されており、沼津みなと新鮮館だけでも十二分に楽しめるようになっています。
そんな沼津みなと新鮮館をわずか数百円でおもいっきり堪能できる歩き方を、やまとさんに教えていただきましょう。
高級ミナミマグロが安い!「まぐろの魚栄」
まず最初に訪れたのが、まぐろの魚栄さんです。
天然のミナミマグロにこだわっているお店で、大トロや中トロ、カマやカブト、ホホ肉などの様々な部位を販売されています。
また、お刺身以外にも生シラス・生桜エビなどもあるので、海産物関係のお土産をお探しでしたら見逃せませんね。
しかし、本日の目的は、お土産ではありません。
実は魚栄さん、数量限定の丼メニューが存在するのです。
私達のお目当ては、新鮮なミナミマグロを使ったネギトロ丼です。
なんと550円とリーズナブルな価格でありながら、マグロのお刺身とネギトロがこんもりと盛られた、まさにコスパ最強のメニュー!
その価格故に人気も高く、この日も時刻は正午を回ったあたりでしたが、ラスト3食となっており滑り込みセーフでした。
注文してから出来上がるまでに数分かかるため、その間に次のお店に行きましょう。
美味しいお茶をお土産でもその場でも楽しめる「まるに」
魚栄さんから歩くこと数秒、立ち寄ったのは深蒸し煎茶 愛鷹茶(あしたかちゃ)のお店まるにさんです。
贈り物としても人気の深蒸し煎茶や、自宅用にぴったりのブレンドくき煎茶など、静岡の代名詞とも呼べるお茶をお土産に買って帰ろうと考えているのであれば、まるにさんは要チェックです。
そしてフードコーナーでは、愛鷹茶を粉茶にして練り込んだ抹茶ソフトクリームや、抹茶ソフトフロートも食べられます。
そんななか、やまとさんのイチオシは店舗の外に並べられている冷やし抹茶入玄米茶です!
1杯150円の玄米茶はセルフサービスとなっており、隣に置いてある缶にお金を入れればOKです。
沼津みなと新鮮館は、休日にはまるで満員電車のように混雑しますので、レジに並ぶこと無くサッと購入できるのはありがたいですね。
海を眺められるウッドデッキでランチを食す
魚栄さんで、出来上がったネギトロ丼を受け取りました。ありがとうございます!
ネギトロ丼と玄米茶を持って、みなと新鮮館の外にあるウッドデッキへと移動です。
ベンチに座り、海を眺めながらネギトロ丼を食していきましょう。
一面に敷き詰められたネギトロの上に、赤身が3枚のっており、これが550円だというのですから驚きですね。
この食べ方にも、やまとさんはコダワリがあるとのことですので、やまとさん流「ネギトロ丼の食べ方」も伝授していただきましょう。
- 丼のフタを外す
- フタに海鮮丼のタレとワサビを入れる
- ワサビをよく溶いたら丼にかける
ネギトロ丼の感想ですが、正直な話「お値段関係無く、美味い!」です。
「550円にしては」ではなく、純粋に絶対評価で美味しいですね。ついつい笑みがこぼれます。
その道30年の目利きにより選ばれたマグロのうえに新鮮とくれば、もう不味い訳がありません。
それでは何故こんなにも低価格で食べられるのかと言うと、魚栄さんは仲卸業者を挟まず、セリで自らマグロを買い付けて販売しているためですね。
消費者側としては、新鮮で美味しいマグロをこうして安く楽しめるのですから、ありがたいことです。
沼津港には海鮮丼のお店も多くありますが、最低でも1,000円程度はします。
そんななか、550円で楽しめるネギトロ丼はまさに価格破壊!
そして、ネギトロ丼には玄米の風味漂う抹茶入玄米茶がよく合います。
この日は陽射しも暑いくらいでしたので、氷も入ってキンッキンに冷えた玄米茶が喉に染みわたります!
大満足なお昼ご飯が550円(ネギトロ丼)と150円(玄米茶)で、合計わずか700円で堪能できてしまうのですから、やまとさん流「沼津港の歩き方」恐るべしです。
様々な味のえびせんが魅力的な「えび伝」
ランチを食べ終わりましたが、まだお腹にはちょっと余裕のある私達。
そこで立ち寄ったのが、えびせんべいを扱う専門店のえび伝さんです。
まさに定番のお土産屋さんで、私も県外に住んでいる友人や知人に沼津港を案内する際には、必ず立ち寄っています。
袋詰めされた各種えびせんも人気ですが、見て楽しい・食べて美味しい目玉メニューが「いかの姿焼せん(450円)」です。
秘伝のタレに漬けたイカを、おせんべい用の機械でプレスして焼く過程は、お店の外から見ているだけでも楽しいですよ。
シメはビールとともに再びウッドデッキで
再びウッドデッキへ戻ってきて、どこからか買ってきたビールとともに本日のシメといきましょう!
姿焼きは一口サイズにカットされているので、おつまみにぴったりです。
イカが漬け込まれていたタレの甘みがあり、何もつけなくてもイケちゃいます。
今回の記事に掲載した写真は、フォトグラファーのみさきさんに撮影していただきました。
みさきさんは、静岡県東部を中心に活動をされているフォトグラファーさんです。
全国出張可能で、7月まではプレオープン期間として特別価格にて撮影を行われていますので、気になる方はInstagramをチェックしてみてください。
あなたの「沼津港の歩き方」を教えてください!
やまとさん流「沼津港の歩き方」、いかがだったでしょうか。
550円のネギトロ丼に150円の玄米茶で贅沢なランチを700円で堪能でき、さらにイカを丸々1杯使って焼いた姿焼きを付けても、合計でわずか1,180円です。
お店によっては海鮮丼だけでこの金額をオーバーしてしまうくらいに、安くまとめられています。
私は沼津にずっと住んでいながら、こんなにもコスパの良い楽しみ方があったとは知らなかったため、目からウロコでした!
特にネギトロ丼を食べた時の感動が、こうして記事を書いている今なお忘れられません。
沼津港を訪れた際は、やまとさん流「沼津港の歩き方」をぜひ試してみてください。
そして「こんな楽しみ方もあるよ!」なんて、あなたの歩き方があれば、ぜひコメント等で教えてくださいね。