涼しい時期のキャンプに欠かせない焚き火。
暖を取るだけではなく焚き火で作るご飯もキャンプならではの楽しみです。
しかし、キャンプを始めた頃は焚き火での調理に不安があり、なかなか挑戦できずにいました。
- 調理に肝心な火力調整が難しい
- 薪の上は不安定で調理器具を置けるか心配
そんな不安を解消してくれたのが焚き火五徳という道具。
普段見かけない道具なので、なかなか聞きなれない名前ですよね。
それでは、焚き火五徳とはどんな道具なのかと、私が実際に愛用しているUJack(ユージャック)の焚き火五徳についてご紹介します。
もくじ
焚き火で快適に調理ができる焚き火五徳
焚き火五徳とは、焚き火にかぶせるように設置し、鍋・ヤカンなどを乗せる台です。
火元から適度な距離を保ちつつ、安定した台の上で調理や湯沸かしなどを行えます。
火の上に直接調理器具を置いてしまうと傾いて調理しにくいうえ、酸素不足で火力が弱くなってしまうため、焚き火調理に五徳は欠かせません。
初めての焚き火調理には、UJackの焚き火五徳がおすすめ
焚き火五徳はポケットサイズから数十センチのものまで様々なサイズや形がありますが、その中から私がUJackの焚き火五徳を選んだ理由と実際に使用した感想をお話ししましょう。
UJack マルチクッカースタンドを選んだ理由
まずは、購入時に感じた魅力について。
火が安定する構造
風が吹くと焚き火が安定しないばかりか消えてしまうことがあります。
火が消えてしまっては調理どころではないので、風防付きの五徳を買うと決めていました。
この五徳は側面に風防がついているので、風を気にせずに調理出来ます。
さらに、前後が開いているので薪を出し入れして容易に火力調整ができるのも魅力的でした。
価格の安さ
何物も、なるべく安いものが欲しいですよね。
風防付きの焚き火五徳の相場は3,000円〜5,000円程ですが、この五徳は2,500円程と低価格!
私が探した風防付きの焚き火五徳のなかで最も安かったので、迷わず購入を決めました。
UJack マルチクッカースタンドを実際に使用した感想
実際に使用して感じたことについて、お伝えします。
天板部分が広く調理しやすい
上の写真のように、天板が狭いと小さな調理器具を1つずつ使った調理しかできないため、時間がかかってしまいます。
それに比べ、UJackの五徳は天板のサイズが縦23.5cm・横26.5cmと広いため、大きな調理器具を使って短時間で複数人分の料理を作れました。
他にも、天板の上でお湯を沸かすのと調理を並行に行うなど焚き火調理がスムーズになります。
様々な調理器具が使えて調理の幅が広がる
キャンプでは屋外で夜を越すので、鍋やオーブン焼きなどの体が温まる料理が欲しくなりますよね。
中身の入った鍋やダッチオーブンは10kg程の重さになることもあるので、それに耐えられる頑丈な五徳が必要です。
この五徳の最大耐荷重は30㎏と非常に頑丈!
実際に、材料の詰まったダッチオーブンを乗せて調理しましたが、ビクともしませんでした。
大きくて重たい調理器具も使用できるので焚き火調理の幅がグッと広がります。
持ち運び時にはコンパクトかつ汚れもつかない
キャンプでは多くの道具を持ち運ぶので、コンパクトで収納場所に困らない道具だと嬉しいですよね。
この五徳は脚を内部に折りたたむと厚み2㎝の薄さになるので他の荷物の隙間に収まります。


さらに、付属の収納袋に入れれば調理時についたススを気にせずに収納できるんです。
カバンに放り込んで持ち運べるため、掃除嫌いで大雑把な私でも使い続けられています。
同メーカーの焚き火台と合わせると抜群の安定感
焚き火台の天板とサイズが合わないと不安定で調理も難しくなってしまいます。
この五徳は別の記事で紹介させていただいたUJackの焚き火台と合わせて使用できるサイズです。

焚き火台にピッタリ収まり安定感があるので調理しやすいと実感しています。
焚き火台をまだ持っていない場合は、合わせての購入がおすすめです。
高さを変更して焚き火以外の調理でも使える
焚き火は毎回必ず行うわけではないので、「焚き火五徳を買ってもたまにしか使わない」と思う方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、この五徳は脚の高さを変更してガス調理にも使用できるので、キャンプの都度使用機会があります。
高さ変更のやり方は至ってシンプルで、脚の位置を動かすだけ。




火加減の調整として火元から距離を取りたいときにも便利ですよ。
最後に
UJackの焚き火五徳があれば、キャンプにおける様々な調理をスムーズに行えるようになります。
さらに、収納時はコンパクトで汚れもつかないので持ち運びにも困りません。
価格も安いので、豪快な焚き火調理を低コストで楽しみたい方は是非導入をご検討ください。