レストランのような本格的な料理をキャンプ場で見かけたことはありませんか?
そうした料理を作るためには、包丁とまな板が必要です。
しかし、家庭で使用しているものではサイズも大きく、持ち運びに苦労してしまいますよね。
そこで、本格的な料理を楽しみたいキャンパーは携帯に便利な包丁まな板セットを使用しています。
まな板に包丁を収納して持ち運べるマナイタセットが便利!
キャンプと家庭で大きく異なるのは、道具を持ち運ぶ必要がある点です。
金属製のマグカップや食器などはバッグにポイポイと雑に入れておいても問題ありませんが、包丁はそういうわけにもいきません。
刃をカバーやケースで覆わないと危険ですし、他の荷物の重みや移動時の衝撃で刃が折れたり曲がってしまうこともあります。
安全に、それでいて荷物を増やすことなく包丁を持ち運ぶなら、まな板という包丁と必ず一緒に使う物に収納すれば良いのです。
まな板を2つ折りし、内部に包丁を収納しておけるマナイタセットは、安全面と持ち運びやすさを両立した、まさに一石二鳥な商品!
同様の商品は有名アウトドアメーカーからも販売されていますが、その中から私がCHANODUGのマナイタセットを選んだ理由と実際に使用した感想をお話しましょう。
CHANODUGのマナイタセットを選んだ理由
まずは、私が購入時に感じた魅力について。
価格の安さ
包丁とまな板のサイズは使い慣れている家庭用と同じ位で、価格が1番安いものを買いたい!
そう考えて探した際に見つけたのがCHANODUGのマナイタセットでした。
有名アウトドアメーカーsnow peakでは、ほぼ同じサイズの包丁まな板セットが5,700円で販売されているのに対し、CHANODUGでは3,300円と格安!
他にも様々な道具を揃えなければいけないキャンプ初心者の方でも手が出しやすい価格ですよね。
コンパクトかつ安全に持ち運べる
単純にまな板と包丁だけであれば100円ショップやホームセンターで買うこともできますよね。
しかし、アウトドアで持ち運ぶことを考えると小さく折りたためる・刃物を安全に持ち運べる必要があります。
マナイタセットは折りたたみ式なので半分のサイズにして持ち運べる上に、まな板の中に包丁を収納出来るんです!


さらに、持ち運びしやすいように取っ手がついた専用の収納袋も付いてくるので、まさに鬼に金棒!
別々で買った包丁とまな板では真似出来ない収納性は魅力的です。
CHANODUGのマナイタセットを実際に使用した感想
実際に使用した中で感じた利点や注意点について、お伝えします。
まな板が大きく食材がこぼれない
食材を切っている時にまな板の上からこぼれてしまったことはありませんか?
以前、25センチ×20センチの小さいまな板を使用したことがありますが、3人分の食材をまな板の上に乗せておくことができず、こぼれてしまいました。
しかしこの商品は35センチ×24センチと家庭用のサイズと同じくらい大きく、4人分位の材料を切ってもまな板からこぼれません!
ソロキャンプ〜複数人のマスキャンプまで、買い直しや使い分けが必要ないので、購入からずっとキャンプに欠かせない道具の1つです。
刃をおろした時の音が気持ちいい
まな板から聞こえる『トントン…』という音は耳当たりが良く、リラックス出来ますよね。
購入時にはあまり気にしていなかったのですが、まな板が木製なので、刃を下ろすと『トンッ』と小気味よい音が鳴ります。
料理がより一層楽しくなりましたし、一緒にキャンプに行った友人たちからは“料理中の音を聴いていると落ち着く”と言われました。
料理へのモチベーションが上がったので、このまな板を使ってから料理のバリエーション増加や味の向上にも繋がりました!
2年間使い込んでも壊れない耐久性の高さ
格安だったため耐久性にはあまり期待しておらず、”壊れたらsnow peakの包丁まな板セットを買おうかな〜”なんて考えていました。
しかし月に2回以上の頻度で約2年間使い続けても、ガタツキや刃の欠け等は無く、全く問題なく使えています。


使用後に毎回手入れしているとは言え、想像以上に長持ちしているため、コストパフォーマンスに優れていると胸を張っておすすめできます!
お手入れ方法
包丁もまな板も、使用後は洗剤を使って綺麗に洗ってよく乾かすだけではなく、アルコール消毒液を全面に吹きかけています。
私が愛用している消毒液ドーバーのパストリーゼ77はアルコール分77%の強力な除菌力でありながら、厚生労働省認可の食品添加物になっており、食器や食品に直接スプレーしても人体に全く影響がないんです!
配合されている高純度の緑茶カテキンが細菌の増殖を抑制するため、吹きかけるだけで除菌・防カビ・防臭効果があります。
単純に洗った後に消毒液を吹きかけるだけですが、2年間綺麗な状態を保っている実績があるので、効果は折り紙つきですよ!
注意:切れ味が落ちやすい!
包丁はステンレスで作られているので錆に強いのですが、刃が丸まってしまうのが早く、2〜3回に1度は研がないと良い切れ味を維持することが出来ません。
格安故に仕方のない事ですが、刃物を研ぐのが好きで無ければ結構面倒に感じてしまいます。
私は最初面倒だと思っていましたが、“仕方なく”何度か研いでいるうちに良い切れ味に研げるようになり、いつの間にやら研ぐことを楽しく感じるようになりました。



両面とも角度を変えずに砥石の上で前後にスライドさせるだけなので、やってみれば意外と簡単です。
自分で研ぐことで愛着も湧きますし、日常生活でも役立つスキルですので、これを機に挑戦してみるのも良いかもしれません。
注意:まな板の作りが粗い!
中華製の格安製品のため、アタリハズレがあります。
私が購入したものはまな板を広げた時に約1ミリの段差があるため、切ったつもりの材料が下まで切れていないことも…
友人のうぃる(@wright_ssvd)さんがsnow peakのマナイタセットを使用しているのですが、精巧な作りで段差やガタツキとは無縁と思える商品でした。
まな板の造りが精巧かどうかで料理の味が変わる訳ではないので、私は今まで特に困ることはありませんでしたが、細かな部分が気になる方にはsnow peakのマナイタセットがおすすめです。
最後に
マナイタセットがあるだけで、作れる料理の幅が大きく広がります!
- 本格的な料理をキャンプ場でも食べてみたい
- キャンプを通して料理スキルを上げたい
このような方は、携帯に便利なマナイタセットをご検討してみてはいかがでしょうか?
マナイタセットを使用したキャンプ飯のレシピも記事にしていきますので、お楽しみに!