キャンプで食べるご飯はいつも以上に美味しく、良い思い出になります。
その中でも、焚き火を使った豪快な調理は見栄えも良く、キャンプを盛り上げてくれること間違いありません!
今回は、私が焚き火で調理するときに大活躍しているBush Craft(ブッシュクラフト) 社の「たき火フライパン」をご紹介します。
もくじ
焚き火料理には「たき火フライパン」がおすすめ!
ステーキやベーコンエッグなどの焚き火調理にはフライパンが欠かせません。
しかし、自然に馴染むキャンプ用品に囲まれた中に、過程で使うような普通のフライパンを置くと、なんだか雰囲気が浮いているように感じていました。
そんなときに見つけた雰囲気・見栄え・実用性においてキャンプに最も適したフライパンそれがたき火フライパンです。
たき火フライパンがキャンプに適していると言える3つの魅力についてお話ししましょう。
ワイルドかつおしゃれな雰囲気
1つ目は、取り出した瞬間から一目置かれる雰囲気です。
鉄板から伸びる木の取っ手が無骨さだけでなく、北欧家具のようなナチュラルなおしゃれを演出します。
友人とのキャンプで使用したときも取り出した直後から「ジブリっぽい雰囲気で凄い!!」と大好評でした。
何もしなくても写真映えするので、私のようにSNSを頻繁に利用する方にもおすすめです。
今回のキャンプ飯は9品!
・まぐろアボカド(写真1)
・バッファローチキンウィング(写真2)
・パイナップルスペアリブ(写真3)
・砂肝とネギの胡麻油蒸し(写真4)
・アジフライ
・アジのなめろう
・手羽揚げ
・もつ鍋
・ポテトポタージュ大口叩いてた割りに低クオリティで申し訳なかった… pic.twitter.com/ej92pgRPMq
— ベイブレードライダー ベニィ (@beny4253_klx250) February 4, 2019
アニメのような極厚ステーキも調理可能
2つ目は、フライパンの直径より大きな食材でも調理できることです。
普通のフライパンでは、直径を超えるサイズの肉は縁(ふち)の上に乗ってしまい焼けません。
たき火フライパンなら、縁が約1.8cmと小さく肉が火から離れないので、直径を超える巨大な肉でも難なく焼けます。
また、1.8cmという高さが丁度良く、鉄板の上で食材を動かしても肉汁やソースをこぼさずに調理できる点も嬉しいですね。
ちなみに、もっと深めのフライパンが欲しい人向けに「焚き火フライパン 深め」も販売されています。
100%鉄製だから焚き火の火力でも壊れない
3つ目は、高温にも耐える鉄100%で作られていることです。
樹脂の取っ手・フッ素加工などは焚き火の温度(約250〜450℃)に耐えられず壊れてしまいます。
たき火フライパンは鉄(融点:1,500℃)だけで作られているため、焚き火の中で数時間連続して使用しても問題ありません。
使用環境に耐えられる素材の調理器具を使うというのは、事故を防ぐためにも重要なポイントです。
注意:錆びないように油を塗って保管すること
鉄製の調理器具の宿命ですが、水洗いして2〜3日そのままにすると錆びてしまいます。
錆の発生を防ぐために、洗った後は食用油を薄く・まんべんなく塗ってから保管しましょう。
鉄が水分・外気に触れなければ錆は発生しないので、長期保管する場合はラップで包んで密閉すると安心できますよ。
錆びても元に戻せる
錆びてしまっても、たった2つの手順だけで今まで通りに使用できます。
1.錆を落とす
金属タワシや鉄ヘラなどを使ってゴシゴシと擦ります。
私は100均の金属タワシを使っています。
錆が強い場合は耐水ペーパーヤスリなどで擦ると効果的です。
鉄板の表面に小傷ができますが、調理時には油や食材のカスで埋まるので気になりません。
2.洗い流してしっかり拭き取る
水で洗い流し、水分が残らないように隅々までしっかり拭き取ります。
私はキッチンペーパー数枚を使用して、水分がつかなくなるまで拭き取っています。
これだけの手順で復活できるので、錆びてしまっても慌てる必要はありません。
錆が落ちたあとは、食用油を薄く・まんべんなく塗って保管することを忘れずに。
あのスキレットよりもキャンプで使いやすい3つの理由
キャンプで使える鉄製の調理器具としてはスキレットが有名ですよね。
実際に私も使用していた時期がありました。
しかし、「たき火フライパンの方がキャンプで使いやすい」と気がついてからはほぼお蔵入りとなっています。
私がスキレットよりも使いやすいと断言する理由についてご説明しましょう。
火にかけた瞬間から調理できる
スキレットは鉄板が厚く保温性に優れますが、肉を焼けるほどの熱を持つまでに数分ほど時間がかかります。
調理できるだけの焚き火をおこすまでにそれなりに時間がかかるのに、さらに数分待たされることが苦痛でした。
それに対して、たき火フライパンは鉄板が1mm弱と薄いので、焚き火に乗せた直後から高温になります。
そのおかげで、何品も連続して調理するときでも短時間で作れるようになりました。
取っ手は自分の好みに合わせて作れる
スキレットは短く薄い形状の取っ手から変更できません。
「取っ手が持ちづらい」と感じていたのは私だけではないと思います。
たき火フライパンならそんな心配はいりません。
なんと、取っ手が最初からついていないんです。
取っ手は、適当な木をナイフなどで削って形を作ったあと、木ネジもしくは自作した楔(くさび)を鉄板の付け根にある穴に打ち込んで固定します。(※木ネジは2本付属しています。)
使いやすい長さ・厚みだけでなく、材質やデザインまでこだわって作れるので、世界に1つだけのフライパンを作れますよ!
木で取っ手を作れば鉄続きにならないので、スキレットと違って取っ手が熱くならないのもポイントです。
軽量かつコンパクトに収納できる
私が使用していたスキレットは重量が1566gもあり、持ち運び方を考えなければいけませんでした。
しかし、たき火フライパンの重量は505gとペットボトル(500ml)程の重さしかないので、手提げカバンに入れてもラクラク持ち運びできます。
それに加え、スキレットと違って取っ手が自由に取り外せるので場所を取りません。
収納スペースに制限があるバイクキャンプでも気楽に支度できるようになりました。
プレゼントにも最適
私は彼女からのクリスマスプレゼントで頂き、めちゃくちゃ喜びました!
これほどキャンプに適したフライパンは他には無いので、私のキャンプには欠かせません。
使い切りの道具ではないので、革製品のように繰り返し使っていくうちに味が出てくるのも嬉しいですね。
価格は約4,500円と直径22.5cmのフライパンにしては少々高めですが、見た目・実用性ともに自信を持っておすすめできる商品です。
大切な人や友人へのプレゼントにチョイスしてみてはいかがでしょうか?
まとめ
たき火フライパンを持ち出せば、それだけでワイルドかつおしゃれな雰囲気を演出できます。
見た目だけでなく、耐久性もあって使いやすく、さらには持ち運びもしやすいとまさに死角無しと言えるアイテムです。
焚き火調理に挑戦したい・より一層楽しみたい方は是非使ってみて下さい!
また、キャンプ趣味の方へのプレゼントとしても喜んでもらえると思いますので、候補にいかがでしょうか?