キャンプのスタイルは人それぞれで、キャンプ道具を買う時に重視するポイントも様々ですよね。
僕はキャンプを始めて10年ほどになりますが、「必要な道具」は最初の1年ほどで一通り揃えています。
そして、2年目以降は「もっと便利に」だとか「見た目が好き」などなど、自分のコダワリをより重視した道具を買っていくようになりました。
そこで今回は、そうして僕が選んだ中から2020年前半に買ってよかったキャンプギアをベスト10形式で発表します!
もくじ
第10位 KEVNHAUN スクウェアカッティングボード
第10位は、KEVNHAUN(ケヴンハウン)のスクウェアカッティングボード&ランチトレイです。
カッティングボード…つまり「また板」ですね。
裏返すと料理を載せるお皿にもなり、木の見た目は高級感もあって、食材を盛り付けるだけでキャンプの雰囲気がオシャレになります。
僕が使っているタイプ以外にも、様々な形状が販売されていますので、ぜひチェックしてみてください!
第9位 マルカ 湯たんぽA 3.5L 袋付
第9位は、秋から春にかけての肌寒い時期のキャンプに欠かせないマルカの湯たんぽです。
水を注いで火にかけ、お湯が沸いたら蓋を閉める。これだけで一晩中ぽかぽかと温めてくれます。
ガスや直火だけでなく、IHにも対応しているため、冬場は家でも毎晩使用しているほどにお気に入りです。
1点、注意としましては、熱湯を扱うわけですので火傷にはくれぐれもご注意ください!
第8位 グリーンカレーペースト
僕はグリーンカレーが大好きなのですが、田舎に住んでいると本格的なグリーンカレーを食べられるお店を探すのも一苦労…。
それならば自分で作ってしまおう!…と思い立って購入したのが、第8位にランクインしました業務スーパーで見つけたグリーンカレーペーストです。
1缶およそ300円で30皿分を作れるので、キャンプだけでなく家でも毎週作って食べていました。
探してみると、Amazon等でも似たような商品が売られていましたので、業務スーパーのグリーンカレーと食べ比べをしてみようと思います!
第7位 RidgeMonkey ヘビーデューティーウォーターキャリア10L
キャンプを始めて約10年、ずっと持っていなかった物の1つがウォータージャグです。
これまでは毎回、キャンプ場近くのコンビニやスーパーでペットボトルの水を買っていました。
水なんて買ってもそんなに高くないですし、それで困ってもいなかったのですが、唯一気になっていたのは、その見た目です。
デザインにもこだわって揃えたキャンプギアで設営した中に、ペットボトルがデン!と置いてあると、やっぱりちょっとダサいなぁと…。
そこでとうとう購入し、第7位に選んだのが、RidgeMonkey(リッジモンキー)のヘビーデューティーウォーターキャリア10Lです。
僕がもともと使っていた燃料タンクとも相性ピッタリな、ミリタリーテイストな見た目に一目ぼれでした!
さらにデザインだけでなく機能性も優秀で、蓋の裏側に蛇口を取り付けて、まとめて収納して持ち運べるのです。
蛇口を使用する場合は、小さい蓋を大きい方の蓋の裏側に付けられ、パーツを紛失してしまう心配もありません。
見た目と使い勝手を両立してくれて、10年越しの初ウォータージャグとして選んで本当に良かったと大満足です!
第6位 sanzoku mountain 山賊焼き
皆さんがキャンプ道具を買う時に重視している点って何でしょうか?
僕の場合は「武骨さ」が1つのポイントになっています。
大衆向けのメーカーが出している商品は便利な物が多いですし、デザインも可愛かったりオシャレにまとめられています。
ですが、「ガレージブランド」と呼ばれる個人や小さな会社が作っているキャンプギアに見られる武骨さや質実剛健さも、大手メーカーにはなかなか出せない魅力です!
第6位に選んだのは、神奈川にあるガレージブランドのsanzoku mountainが出している商品、その名も山賊焼きです。
子豚や鶏の丸焼きを豪快に作れる調理器具で、そのほか五徳のような使い方も可能です。
この山賊焼きを使って地元の伊豆で飼育されている天城軍鶏(あまぎしゃも)の丸焼きにも挑戦してきた様子もYouTubeに公開しています!
武骨さが最高に格好良い山賊焼きですが、収納ケースがチープなのがちょっと気になります…笑
それと、山賊焼きで鶏の丸焼きを作るためには、同じsanzoku mountainのshockというポールが3本必要になります。
2本セットと単品で1本を買い足しても良いのですが、1本ずつで買うよりも2本セットの方が割安なので、2本セットを2つ買うか悩ましいところです…!!
参考 shockポール1sanzoku mountain第5位 Eureka Europe Tomichi Lodge RS テント
僕は気に入ったキャンプ道具と出会うと、日本で一般販売されていない商品もわざわざ取り寄せています。
第5位に選んだギアもその1つで、ドイツから個人輸入して手に入れたEureka EuropeのTomichi Lodge RSというテントです。
トンネル型テントですので設営は簡単。ポールを3本通したらペグダウンするだけと、ものすごくお手軽です!
テント内部は前室などが区切られていないフルフロアとなっていて、ラグを広げて寝転がるも良し。
テーブルと椅子を置いて調理スペースとして使うも良しと、とにかく内部の広さが優秀なテントとなっています。
窓が大きく取られていて日差しを取り込むことも出来ますし、対水圧はフライシートが5,000mmでグランドシートが6,000mmと、雨もドンと来いなスペックと、まさに全天候型テントです!
欠点を挙げるとすれば、収納時でもかなりの大きさになってしまう点と、あとはやはり価格でしょう。
テント自体が10万円ほどで、そこに送料でプラス2~3万円ほどかかりました…。
他の人と被らないテントを使いたいなどなど、道具にコダワリがある人にはおすすめです!
参考 ◆Eureka Europe プレミアム仕様「Tomichi Lodge 4人用テント」Outdoor MIX第4位 sanzoku mountain ooyaki
第4位は、先ほども紹介したsanzoku mountainからもう1つランクイン、ooyakiという商品です。
こちらは同じメーカーのmouncolという商品と組み合わせて真価を発揮します。
取っ手を付ければ超巨大フライパンとして使えますし…。
mouncolの下に置けば、芝生を熱から守る芝ガードにもなります。
さらに、mouncolの蓋として使えばテーブルとしても使えちゃうんです!
とはいえテーブル単体として見てみると、重いわ畳めないわで機能性としては微妙…というより無駄だらけです^^;
しかし、そんな「無駄」が、たまらなく格好良く、僕の心を掴んでしまいました!
大手メーカーからはまず出されないであろう、こんな商品が生まれるのも、ガレージブランドの魅力ですね。
参考 ooyaki(mouncol芝ガード)袋・取手付sanzoku mountain第3位 LACITA ポータブル電源 エナーボックス
第3位は、LACITA(ラ・チタ)のポータブル電源エナーボックスです。
120,000mAhのポータブル電源としてはサイズがコンパクトなことが特徴で、ボックスティッシュ2箱分ほど。
メーカーでは「スマートフォンを30回フル充電できる」と書かれていますが、何よりの魅力はやはり家庭用のAC電源が使えることです。
寒い冬キャンプの時期には、電気毛布の電源としても利用できます!
- ACコンセント×3
- USB端子×3
接続可能な端子はAC電源用のコンセントとUSB端子がそれぞれ3つずつ用意されているので、家族や友人とのグルキャンに1台持っていくと安心ですね。
第2位 sanzoku mountain mouncol ORTEGA
第2位は、またまた来ましたsanzoku mountainから、ooyakiの紹介時に出てきたmouncol ORTEGAがランクインです!
商品カテゴリーとしては焚き火台になるのですが、その重量はなんと7kgとめちゃくちゃ重たいです…!!
しかし、それだけ重たい焚き火台をキャンプ場に持っていく価値があると断言できるのが、この側面から見える炎の美しさです。
ORTEGA側面に施された幾何学模様の隙間で揺らめく炎は、ほかのどんな焚き火台でも見ることは出来ません。
畳めない・重いといった不便さはあるものの、専用の収納袋で包み、その中に小さなキャンプギアをぽいぽいと放り込めば、意外と運搬にも役立ちます。
そもそもとして機能性や利便性を求めて買うような商品でなく、僕のように「見た目に惚れた!」といった人向けのコダワリ重視な焚き火台です。
ちなみに、僕が買ったORTEGA以外にも悪tegaやWAGARAといった側面のデザインが異なる別バージョンも販売されていますので、合わせてチェックしてみてください!
参考 sanzoku mountain サンゾクマウンテン mouncol ORTEGANicetime第1位 オムニバーナー
栄えある第1位は、韓国製のバーナーであるオムニバーナーです!
灯油を使うバーナーとなっていて、最大の特徴はとにかく高火力なこと。
さらに、オプションのホヤ(ヒーター)を載せれば、ストーブとしても大活躍してくれます。
岩手で冬キャンプをした際にもオムニバーナーを使用したのですが、大きなシェルター内をしっかりと暖めてくれて、冬の東北でも快適なキャンプができました!
※テント内で暖房器具を使用する際は、火事や一酸化炭素中毒に注意しましょう。
プレヒートやポンピングなど、火をつけるのに手間がかかるものの、その暖かさは何物にも代えがたいですし、何よりその手間すら楽しいと僕は感じます。
参考 オムニ石油バーナー・灯油バーナーOMNIまとめ
今回紹介したランキングは、キャンプ歴10年とそこそこ経験がある僕が、利便性以上にコダワリなどを重視して選んだ商品が多く入ってきました。
近いうちに、今度はキャンプ初心者のけんいちが買ってよかったキャンプ道具ベスト10を紹介します。
僕とはまた違った視点や基準で選ばれたキャンプギアが出てきますので、楽しみにしていてください!