キャンプの魅力にすっかり魅了され、ネットでポチったキャンプ用品が毎日のように届くほどハマっているけんいちです!
今回は、そんな僕が2019年に買った物の中から「買ってよかったキャンプ道具」を10位から順番に紹介していきます!
純粋なキャンプ道具に限らず、キャンプで役立っているガジェットもランクインしていますので、キャンプをもっと楽しく・快適に過ごすためのアイテムを探している方は、ぜひ参考にしてみてください。
もくじ
第10位 キャプテンスタッグ スキレット 深型18cm
第10位は、コストパフォーマンスの高さに定評のあるCAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ)のスキレットです。
10~25cmと幅広いサイズ展開がされていますが、僕が購入したのは「深型18cm」になります。
もう少し小さなスキレットも持っていましたが、2~3人でキャンプをすることが多く、大きめのスキレットが欲しかったことが購入の決め手でした!
お肉を焼いて食べたりはもちろん、底が深くなっているおかげで具沢山のアヒージョも、簡単に作れちゃいます。
シーズニングや使用後のお手入れは手間ではありますが、それすらも楽しめることを知れた良品です!
第9位 ユーラー アウトドアテーブル
第9位は、焚き火に関するアイテムが充実しているYOLER(ユーラー)の焚き火テーブルです。
直火OKとなっており、焚き火に置いて大型の五徳(ゴトク)にもなるタフさが魅力で、傷や汚れを気にせずガツガツ使えるのがおすすめポイントです!
無骨な見た目も格好良くて、まだ外では2~3回しか使っていませんが、普段は部屋で広げてコーヒーを入れる場所として活用しているほど気に入っています。
脚を畳んでもそこまで小さくならないので、バイクキャンプやソロキャンプなど「コンパクトさ」を重視する人にはちょっと不向きかもしれませんが、僕はキャンプには車で行くことがほとんどですので、文句なしのお気に入り商品としてランクインしました!
第8位 ハスクバーナ 手斧 38cm
第8位は、キャンプでの薪割りに使う斧として大定番のハスクバーナの手斧(38cm)です。
キャンプをしていく中で、「自然にあるもの」を活用するブッシュクラフトに憧れ、その入門として購入しました!
握った時の手にフィットする持ち手部分や、革製の刃カバーなど、全体的にとてもしっかりした作りになっていて、誰もが選ぶ定番商品になるのも頷けます。
38cmのサイズは、座って薪割りをするのにもちょうど良い大きさですね。
ハスクバーナの手斧は、これまでホームセンターなどで買ってきた薪をそのまま使っていた僕に、現地で薪割りをしてフェザースティックを作ったり、薪を拾ってきて使いやすい大きさにしたりすることの楽しさ教えてくれた最高の一品です!
薪を拾って、斧で割って、ナイフで削って…と、このような無駄だと思えることや非効率なこと、普段絶対にやらないことでも、キャンプでは楽しめてしまいます。
そして、目の前にある薪を淡々と割っていく作業は、僕にとってはランニングや筋トレをしている時と同じように集中できて考えを巡らせられる、非常に濃い時間となっています。
第7位 RAVPower 超大容量モバイルバッテリー RP-PB054
第7位は、キャンプ用品ではないですが、キャンプでめちゃくちゃ役立っているアイテムとしてRAVPower(ラヴパワー)のモバイルバッテリー「RP-PB054」がランクインしました!
20100mAhの大容量でスマホやLEDランタンを軽々と充電できるのですが、同程度の容量のバッテリーと比べるとサイズや重量も大きく、価格も1万円オーバーとお高めになっています。
そんなRP-PB054のヒミツは、家庭で使うAC電源出力を備えていてコンセントが必要な機器も繋げられることです。
僕は仕事の関係で、カフェや移動中などにノートパソコンで作業をする場面が多く、それどころかキャンプでもMacBookを開いて作業をしなければならない時も珍しくないのですが、このバッテリーがあればMacの充電も出来ちゃうんです!
ほかにも、USBでは充電できない一眼のカメラのバッテリー充電器を繋いだりと、1泊2日のキャンプで「コンセント付きのバッテリーが活躍しなかった時」が無いくらいで、そのため今回の「買って良かったキャンプ用品ランキング」にも入れさせていただきました!
第6位 conifer cone バタフライソー
第6位は、先ほど紹介したハスクバーナの手斧と同じく、薪割りやブッシュクラフトに必要なconifer cone(コニファーコーン)のバタフライソーです。
「バタフライナイフのノコギリバージョン」とでも言いましょうか、持ち手部分が2つに分かれ、刃を覆うように折りたたんでコンパクトに持ち運べるユニークな見た目のノコギリです!
木は根から葉に向かって縦に繊維が入ってるのですが、その繊維を斧やナイフで断ち切るのは非常に難しく、拾ってきた太くて長い枝を小さくするのにはノコギリが必要不可欠なんです。
とはいえ一般的なノコギリですとサイズも大きいので、そこまで頻繁に使わない道具なのに持ち歩くのも微妙ですよね。
その点、バタフライソーならば、折りたたんだ時にはメスティンにも入ってしまうほどに小さくなり、可愛い見た目だけでなく実用性も優秀です!
切れ味抜群の刃に、手に馴染むグリップが組み合わさり、木や枝をギコギコ切るのも楽ちんです。
そんなバタフライソーの最大の欠点は、そのあまりの人気の高さにあります。
売り切れ続出で、僕が購入した11月から現在までも、ずっと品切れが続いているという人気っぷり…!!
気になる人は、再入荷のタイミングを見逃さないようにしてください!
第5位 SOTO シングルバーナー ST-301
第5位は、キャンプ飯の調理に欠かせないシングルバーナーから、SOTOの「ST-301」をチョイスしました。
ここ最近、キャンプ用のバーナーを買い漁っている僕が最初に買ったのが、このST-301です。
当時はまだバーナーの知識が今ほど無かったのですが、そんな僕がなぜST-301を選んだかというと、バーナー部分とガス缶を離せる「分離型」のバーナーだったためです。
バーナーと同時期に購入した「ヨコザワテッパン」は輻射熱対策が必須となっていて、初心者でも間違いなく出来る最も安全な方法が「分離型バーナーを使って熱源とガス缶を遠ざけること」でした。
そしてそんな分離型バーナーの中でも、品質に定評のある有名メーカーの商品で、なおかつ価格が最も安いのがST-301だったので、最初のバーナーとして購入しました!
その後にバーナーをいくつも買って使用感を比較してみたところ、分離型という点以外にもST-301は優秀な点が沢山あると気付いたことが、今回ランクインした理由です。
まずは五徳の安定感ですね。
範囲が広く、1本1本の脚が太くてしっかりしているため、重たい鍋をのせてもビクともしません。Amazon限定モノトーンカラーのマットな質感の色味も格好良くてお気に入りです!
輻射熱の心配も無いので、大きな鍋を使って料理をするのに最適で、グルキャンをする僕にはもってこいです。
さらに、他の商品に比べてバーナーの火口の径が広く作られていることも、大きな鍋を焦がさずに温められるようにという狙いが見えますね。
そして馴染みのあるCB缶(カセットボンベ)を使用することや、押しやすいスイッチ、ガスを調整しやすいダイヤルなど、初心者の僕でもめちゃくちゃ扱いやすくなっています。
他のバーナーに比べると少し大きくて重たいですが、誰でも扱いやすい操作感は魅力的で、家族や友達など大人数でキャンプをしたいと考えている初心者にオススメです!
第4位 DOD 秘密のグリルちゃん
第4位は、DODの超コンパクトな焚き火台、その名も「秘密のグリルちゃん」です!
変なネーミングですが、携帯性から使い勝手まで、ものすごく優秀な焚き火台なんです。
スノーピークの大きな焚き火台しか持っていなかった僕でしたが、次第にソロキャンプにも憧れるようになり、小さな焚き火台が欲しくなったことが購入のきっかけでした。
折りたたんで収納するとポケットに入るくらいに小さくまとまり、それでいて広げればソロキャンプには十分な大きさになりますし、「グリルちゃん」という名前の通り、焚き火だけでなく料理も出来てしまいます!
焚き火をしたメッシュの下側もめちゃくちゃ熱くなるので、グリルちゃんの下に焼き鳥やピザを置いて、オーブンのようにじっくり焼くことも出来ちゃうんです。
メッシュの網目は細かいので、下に置いた食材が灰まみれになることもありません。
これ1台あれば、焚き火から料理まで、手軽にキャンプが楽しめるというわけですね。
グルキャンが多い僕は、スノピの焚き火台でがっつり焚き火をして皆で暖を取り、その横で「秘密のグリルちゃん」を使って調理をしています。
スノピの焚き火台でもバーベキューや焼肉を楽しめるグリルブリッジはありますが、調理に使った焚き火台はキャンプ後に洗う必要が出てきますよね^^;
お庭のある一軒家でなく賃貸に住んでいるため、大きなスノピの焚き火台を洗う時も、まずは場所選びから頭を悩ませなくてはなりません。
キッチンで洗うには大きすぎますし、お風呂場で洗うと匂いも気になります。
しかし、グリルちゃんのサイズならばキッチンの流し台でも部品1つ1つを丁寧に洗えるため、賃貸物件でも洗い場を気にする必要が無く、キャンプから帰った後のメンテナンスの手間を気にせずにガンガン使えます!
イマイチな点としては、広げた脚がカチッと固定されるわけではないうえに関節が緩く、横からのちょっとした振動で脚が曲がってしまうことや、1本ずつ取り外せる網を全て付けると薪が入れづらいことがあります。
とは言え、そんな欠点よりも遥かに多くの魅力が詰まっているため、めちゃくちゃ気に入っている焚き火台です!
「秘密のグリルちゃん」については、魅力や活用法、さらには弱点やその対策にいたるまで、こちらのページで詳しく紹介しています!
秘密のグリルちゃんレビュー|ソロキャンプにおすすめの焚き火台だ!第3位 激安ポケットストーブセット
いよいよここからはベスト3の紹介です。
第3位は、激安のポケットストーブセットが選ばれました!
固形燃料と組み合わせて使うことの多いポケットストーブはEsbit(エスビット)製の商品が有名ですが、僕が最初に購入したのはAmazonで見つけた激安の7点セットです。
ポケットストーブ本体に五徳や収納袋、小型の風防、さらには固形燃料を使うなら出番の無い「火吹き棒」まで付属した謎のセットとなっていました。
「固形燃料に火をつけて放置するだけでご飯が炊ける」というメスティンの自動炊飯がしたくて購入したポケットストーブですが、本体以上に付属品の充実っぷりに驚きです。
ポケットストーブ本体に関しては、確かに本家と呼べるエスビットに細かい作りは負けるものの、使用する分には全く問題がありません!
ちなみに「エスビットに作りが負ける」と言えるのは、激安品をしばらく使ってみてポケットストーブの魅力にハマり、本家も購入して比較してみたためですね^^
比較動画でもお話ししている通り、作りこそ本家には及びませんが、それでもこれだけ色々付属して、本家エスビットのポケットストーブ本体のみの価格以下なのですから充分すぎますね。
このセット1つあれば、メスティンに全部詰め込んで持ち歩いて、いつでもどこでも美味しいご飯を食べられます。
固形燃料も含めた全てをスタッキング出来るコンパクトさに、さらには専用の収納袋が入っているので、メスティンの中で擦れて傷つける心配もありません。
現在は販売店も「固形燃料には火吹き棒はいらないよね」と気付いたのか、火吹き棒の代わりにピンセットが付属するセットが販売されています。
付属品だけでもコスパ最強なので、すでにエスビットの「本物」を持っている方も、付属品ゲットのために激安セットを購入して、サブ機として持っておくことをオススメいたします!
第2位 MiliCamp メスティン
第2位は、先ほどのポケットストーブでも話題に挙がったアルミ製の飯盒(はんごう)であるメスティンがランクインです。
メスティンと言えばTrangia(トランギア)というイメージがありますが、「メスティン」は商品名ではなくクッカーの種類を表す言葉ですので、「トランギア以外のメスティン=パチモノ」ではありません。
僕がメスティンを買おうとした時は、ちょうどトランギアのメスティンの在庫が無く、定価の倍以上の転売価格となってしまっていたので、MiliCamp(ミリキャンプ)のメスティンを購入しました!
ミリキャンプのメスティンを選んだ理由はとにかく安かったことが決め手でしたが、使ってみて想像以上のクオリティで大満足しています。
キャンプとかアウトドアの醍醐味って、「壮大な美しい景色を見ながら、美味しい料理を食べられること」だと僕は思うんです。
「普段食べ慣れている物も、外で食べると何倍も美味しく感じる」という経験は、キャンプでは誰もが1度は味わったことがあるのではないでしょうか。
全く同じ物でも美味しく感じるのに、それに加えてメスティンで炊いたご飯には、家の炊飯器だと再現できない美味しさがあります。
メスティンで炊くと、お米の一粒一粒が立って、さらには炊飯器では再現が難しいおこげまで楽しめて、まるで「かまど」で炊いたかのような仕上がりになるんです!
しかも、それが固形燃料1つに火をつけてほったらかしで炊けてしまうため、家でもしょっちゅうメスティンでご飯炊いてますw
炊いている最中の、お米のいい香りが水蒸気とともに出てくる瞬間は、もうたまりません!
メスティンは白いご飯を炊くだけでなく、具材や調味料とお米を一緒に炊いてチャーハンを作るといった自動炊飯レシピや、パスタやラーメンを茹でたり、炒め物や蒸し料理もできる、まさに万能クッカーです!
現在はトランギアのメスティン・ラージメスティンも買いましたが、トランギアと比較しても、ミリキャンプのメスティンが使い勝手やご飯の炊け具合で大きく劣るようなこともありません。
「トランギアのメスティンが欲しい」といったコダワリが特に無くて、もしまだメスティンを持っていないなら、絶対に買った方が良いとオススメしたい一品です!
ミリキャンプとトランギアのメスティンは、動画で詳しく比較しています!
第1位 冒険用品 ヨコザワテッパン
栄えある第1位は、BBQやキャンプでお肉を食べる時の「焚き火や炭火に網をのせて食材を焼く」という、これまでのイメージをぶち壊してくれた冒険用品のヨコザワテッパンです。
このヨコザワテッパンは、ガスバーナーやアルコールストーブ、さらに焚き火や炭火など、熱源に関係なくお肉を一瞬で美味しく焼ける不思議なアイテムです!
その秘密は、鉄板の厚さにあります。
厚さ約5mmの鉄板は熱をためる性能に優れ、鉄板の端でもムラなく焼けて、鉄板からはみ出すほどの巨大なステーキ肉でも、お肉の旨みを中にギュッと閉じ込めた最高の焼き上がりになります。
シングルバーナーとヨコザワテッパンの超シンプル構成でも炭火に負けない仕上がりになるため、火起こしの手間なく、キャンプでも釣りでもサッと取り出して、いつでもどこでも美味しい焼肉を楽しめます。
初めての使用前には「シーズニング」と呼ばれる準備が必要ですが、それ以降は「使用後に焦げを落としてキッチンペーパーで拭くだけ」と、お手入れも簡単な点も良いですね!
厚みのある鉄板ですので軽くはありませんが、サイズはB6サイズとコンパクトですので、先ほど紹介した秘密のグリルちゃんと一緒に持ち歩いています^^
どんな熱源でも美味しく焼ける・メンテナンスが楽ちんなどなど魅力は様々ですが、何よりも無骨な見た目が男心をくすぐる、最高の相棒です!
ヨコザワテッパンの魅力や使用感、シーズニング方法については、別のページで詳しく解説しています。
肉が素早く美味しく焼けるヨコザワテッパン|シーズニングや安全対策も解説まとめ
今回は、グルキャンが多い僕が「2019年に買ってよかったキャンプ道具」を紹介しました。
ソロキャンプやバイクキャンプが多い人ならば、またアイテム選びの基準も変わってくると思います。
ですので、「こんな道具も良いよ!」といったオススメアイテムがあれば、コメントで教えていただけると嬉しいです^^
今回ご紹介したランキングはYouTubeチャンネルでも動画で紹介していますので、そちらも合わせて見てみてください!