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秘密のグリルちゃんレビュー|ソロキャンプにおすすめの焚き火台だ!

DOD秘密のグリルちゃんで焚き火

キャンプに必要不可欠なアイテムの1つが焚き火台です。

肌寒い季節には暖を取るのに活躍し、さらには焚き火や炭火でBBQや焼肉も楽しめてしまうアイテムですが、大きさや値段もピンキリで、選ぶのがなかなか難しいですよね。

今回紹介するDODの「秘密のグリルちゃん」は、焚き火から調理までを1台でまとめて行え、そのうえ収納時はポケットに入ってしまうくらいコンパクトで軽い焚き火台です。

2019年の買ってよかったキャンプ道具にもランクインしているほどの魅力を、たっぷり紹介していきます!

焚き火も料理もこれ1台!「秘密のグリルちゃん」

特徴的なネーミングや、奇抜なアイデアが光る商品を数多く展開する国内アウトドアブランドDOD(ディーオーディー)の「秘密のグリルちゃん」は、何と言ってもそのコンパクトさが人気の秘密です。

DOD 秘密のグリルちゃんをポケットに収納

重量はわずか590gで、折りたたんで専用のキャリーバッグに入れている状態ならば、ジャケットやパンツのポケットに入るくらいに小さくまとまります。(長さがあるので、ちょっとはみ出します笑)

DOD 秘密のグリルちゃんでバーベキュー

しかも、ただ小さくて軽いだけでなく、「グリルちゃん」という名前の通り、バーベキューグリルとしてキャンプ飯の調理にもぴったりの焚き火台なんです。

24cm四方の焚き火網と、五徳(ゴトク)のような焼網は、ソロキャンプをするには余裕のあるサイズで、2~3人分のキャンプ飯も簡単に作れます。

  • 超コンパクトで小さくて軽い
  • 焚き火台としてもグリルとしても使える

グリルちゃんの魅力であるこの2点で選ぶと、ピコグリル398も人気の焚き火台です。

僕がピコグリル398でなく、秘密のグリルちゃんを先に購入した1番の決め手値段でした。

正式販売店の価格でピコグリルが12,600円なのに対し、秘密のグリルちゃんは5,200円と、なんと半額以下!

ピコグリルと比べてというより、焚き火台として純粋にめちゃくちゃ安いですよね。

このコストパフォーマンスの高さに惹かれて購入したグリルちゃんですが、実際に使ってみて、その魅力はそんなもんじゃなかったと驚かされています!

秘密のグリルちゃんは組み立ても超簡単

秘密のグリルちゃんの魅力の1つは、分解した時のコンパクトさです。

しかし、いくら小さくなるとは言え、組み立てや分解の手順が難しければ、使いたくはならないですよね。

その点、グリルちゃんは組み立ても非常に簡単ですので、その手順を実際にお見せします。

STEP.1
キャリーバッグから取り出す

キャリーバッグからパーツを取り出します。
STEP.2
脚部を開く

本体の脚部を開きます。
STEP.3
支柱の取り付け

支柱を本体に取り付けます。支柱を取り付ければ、本体は崩れずに自立します。
STEP.4
焼網の取り付け

焼網を1本ずつ、必要な分だけセットします。
STEP.5
完成
完成です。片付ける際は逆の手順で分解していけばOKです。

ちなみに僕は持ち運び時には、グリルちゃんをビニール袋で包んでからキャリーバッグに収納することで、袋が汚れるのを防いでいます。

シチュエーションに合わせて調整可能な焼網

網を1本ずつ取り付けられるため、シチュエーションに合わせて柔軟に調整できるのも、グリルちゃんの面白いところですね。

秘密のグリルちゃんの網を端だけ取り付けて薪をくべやすくする

網を全部取り付けて食材を焼ける範囲をめいっぱい広く使うのはもちろん、2~3本だけを取り付けてクッカーで調理しながら、広く開いた方から薪をくべていくといった使い方も可能です。

分解して洗えるので洗い場所に困らない

もともとがかなりコンパクトなグリルちゃんですが、パーツを細かく分解できることで更に小さくなり、網も1本1本バラして隅々まで綺麗に洗えます

大きな焚き火台ですと、洗うのもひと苦労で、特にお庭の無い賃貸暮らしですと「どこで洗うか」も大きな悩みポイントですよね。

グリルちゃんを買ってからというもの、そうした悩みが無くなり、食器を洗うのと大して変わらない手間で、焚き火台をメンテナンスできてしまいます。

網の下でじんわり焼ける

グリルちゃんのコンパクトさは、持ち運び時メンテナンス時のみならず、焼く時にも活用できます!

秘密のグリルちゃんの下でピザを焼く

火床と地面との位置が近いため、焚き火をしたメッシュの下側もめちゃくちゃ熱くなるので、グリルちゃんの下に焼き鳥やピザを置いて、オーブンのようにじっくり焼くことも出来ちゃうんです。

メッシュの網目は細かいので、下に置いた食材が灰まみれになることもありません。

上部では高火力でお肉を焼いて、焼肉を食べている間に下部じんわりと熱してもう1品作るのが、おすすめの使い方です!

秘密のグリルちゃん使用上の注意

上でも下でも焼ける便利なグリルちゃんですが、注意点もあります。

焚き火台の下に置いた食材を焼けるくらいですので、それだけ下方向への熱が大きいということです。

さらに、グリルちゃんは薪や灰が横からこぼれ落ちやすいという弱点もあるため、特に直火NGなキャンプ場などでは地面へのダメージ対策が必須です!

芝生を傷めないように、難燃性の素材で出来たスパッタシートなどを敷きましょう。

使って感じたグリルちゃんのイマイチな点

小さくて軽く、ソロキャンプから2~3人程度のキャンプまで使えて、上部と下部で火力を使い分けられて…と良いことづくめなグリルちゃんですが、イマイチな点も存在します。

まず1点が、脚の緩さです。

秘密のグリルちゃんの脚は緩い

脚部の関節が緩く、横からのちょっとした振動で脚が曲がってしまいます。

脚がもう少し開いて「ハの字」のようになれば良いのですが、最大まで開いてもほぼ垂直なうえ、カチッと固定されるわけでもないため、大きくて重たい薪をくべる時などには注意しないと脚が曲がって崩れてしまいます

そしてもう1点が、網を完全に取り付けた時に薪がくべづらいことです。

焼網を全部取り付けていても、燃料の追加は横からOK」とは説明されているのですが、太い薪をくべるには少々狭いんですよね。

かと言って、炎が燃えて焚き火台がアツアツに熱されている状態で、網を1本ずつ付け外しするのも現実的ではありませんので、支柱がもう少し高くなって横から薪を入れやすくなると文句なしですね!

市販の網を組み合わせてグリルちゃんをもっと便利に

グリルちゃんの弱点である「焼網を全部セットした時の燃料追加」を快適にしてくれるおすすめの方法が、市販の網を載せることです。

上からひょいっと載せるだけの網ならば、燃料を追加したい時だけサッと外して、薪をくべたらまた網を載せる、なんてことも簡単に行えます。

支柱をまたがるサイズとなるよう30cm程度ならばどんな網でも良いのですが、僕のおすすめは100均のDAISO(ダイソー)に売っていた網です!

こちらは焼網自体に折りたたみ可能なスタンドが付いていて、使い勝手がめちゃくちゃ良いんです。

先ほど紹介した、グリルちゃんの下でピザや焼き鳥を焼く際も、スタンドを立てることによって食材を汚さずに地面に直接置けるので手軽ですね。

お近くのダイソーをぜひ覗いてみてください^^

ちなみに、ワンサイズ大きく「ファミリーキャンプにちょうどいい」という姉妹品の「秘密のグリルさん」では、グリルちゃんのようなパチンパチンと固定していくタイプでなく、載せるだけの網が最初から用意されています。

グリルちゃんはサブとしてもおすすめの焚き火台

僕はもともとSnow Peak(スノーピーク)の大きな焚き火台を持っていましたが、グリルちゃんを購入したことで、使い分けが出来るようになってめちゃくちゃ便利になりました!

少人数のキャンプならばグリルちゃん1台でもイケちゃいますし、ファミリーキャンプであればスノピの焚き火台で暖を取りつつ、グリルちゃんで料理をするなどして、大きくて洗うのが大変な焚き火台を汚さずに、焚き火も料理も楽しめます。

ソロキャンプ用に小さな焚き火台を探していた人にはもちろん、大きい焚き火台を持っている人のサブ焚き火台としても、グリルちゃんはおすすめです!

YouTubeの動画でもグリルちゃんの魅力をたっぷり解説していますので、そちらもぜひチェックしてみてください!


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