他の人と被らない、珍しいギアが欲しい。
新商品を誰よりも早く使いたい。
そんなキャンパーさんにおすすめしたいのがクラウドファンディング(クラファン)です。
まだ誰も見たことが無い、お店には並んでいないギアを、人より早く…しかも安く手に入れられることから、最近はキャンプギアのクラファンがたいへん盛り上がっています。
そこで今回は、クラファンで誕生したキャンプギアの中から、私が気になっている焚き火台をまとめて紹介します。
クラウドファンディングとは
引用元:Makuake
クラウドファンディングとは、crowd(群衆)とfunding(資金調達)を組み合わせた造語です。
よく誤解されがちですが、クラウドコンピューティングのクラウドはcloud(雲)ですのでクラファンのクラウドとは意味が異なります。
クラファンは、インターネットを使って不特定多数の人から資金を集める仕組みのことであり、「新商品や新サービスを作るための資金を、その内容に興味を持っている人たちから『応援』という形で集める」というのが主流です。
商品やサービスを作ろうとする「起案者」は、魅力的なアイデアがあれば開発や運営に必要な資金を集めることができ、応援する「支援者」は、たとえば新商品であれば一般販売前に通常価格より安く手に入れられる、というメリットがあります。
以前は、資金力に乏しい個人や小規模メーカーが「アイデアを形にしたい!」という想いを実現するために使われているイメージの強いクラファンですが、最近ではNANGA(ナンガ)のような超有名メーカーもクラファンを使って新商品を先行販売するようになっているなど、クラファンがすっかり身近な存在となりました。
参考 NANGA発!快適な睡眠を得ることを追求した、超軽量ダウン寝袋&エアマットMakuakeクラファン発の個性的な焚き火台
クラファンの魅力は、何と言っても「これまでに無いギア」を、いち早く、そして安く手に入れられることです。
有名メーカーでは出さない・出せないような個性的なギアを、クラファンで「出資」という形で応援すると、一般販売よりも前に、割引価格でゲットできます!
クラウドファンディングサイト「Makuake」では超早割・早割といった形で、特に早く出資してくれた人にはより大きな割引をした金額で手に入れられる制度もあり、魅力的な商品ですと募集開始してすぐに超早割が終わってしまうなんてことも。
それではここから、私がクラファンで見つけた魅力的な焚き火台をまとめて紹介していきます。
出資募集期間も合わせて記載しておきますので、気になるギアは早めにチェックしておくことをおすすめします!
tawamure 1号
引用元:Makuake
まず紹介するのは、ピコグリルのような薄型・軽量の焚き火台『tawamure 1号』です。
引用元:Makuake
折り畳むとB4サイズ、厚さは25mmになるというコンパクト焚き火台となっており、その最大の特徴はリフレクターが装備されていること。
引用元:Makuake
このリフレクターにより、暖を取るのに焚き火の熱を効率よく使えるのだとか。
キャンプギアではコンパクトさを重視している私にとって、薄型・軽量でなおかつ焚き火調理から防寒対策としても幅広く使える焚き火台なんて、魅力的すぎます…!!
そんなtawamure 1号の商品到着予定は3月末頃と発表されており、届く頃には暖かくなってしまっているかも…と思いながらも、コンセプトが私の好みのツボすぎたので出資しました!
それがなんと、予定からだいぶ早まり、先日手元に届きました!
クラファンで先行購入した@tawamure_inc さんの焚き火台『tawamure 1号』も先週届きました!
網も付属していたので、これで焚き火もBBQも楽しめるぞ⛺️ pic.twitter.com/LnKGEcGCJY— うぃる (@wright_ssvd) February 8, 2021
冬のうちに届いてくれましたので、気になるリフレクターの効果も含め、またTwitter・Instagram等でも紹介させていただきますね。
tawamure 1号の募集期間は2021年1月までということで既に終了していますが、「1号」と名付けられていることからも今後の展開に期待が高まります。
参考 3ステップで簡単組み立て!キャンプ初心者でも使いやすい焚き火台MakuakeTakibi-mini
引用元:Makuake
続いては、同じくそのコンパクトさに魅力を感じた、先日募集開始したばかりの焚き火台『Takibi-mini』です。
引用元:Makuake
焚き火台と言われているものの、商品のサイズや使用イメージの画像から察するに、固形燃料やアルコールストーブの五徳として使われることをメインに想定したギアなのでしょう。
引用元:Makuake
6枚のプレートを組み合わせて作る箱型の本体をまとめて収納できるレッグケースは、そのままTakibi-miniのスタンドやミニテーブルとしても使えます。
引用元:Makuake
肉厚のステンレス板にはブランド名である「ZOTMAN」の文字の切り抜きがあり、そこから炎が揺らめく姿を眺めるのを想像すると、いやぁ…たまりませんね。ゾッとさせられます。
最近はアルコールストーブでの調理をすることが増えていたため、合わせて揃えて使ってみたいです!
参考 コンパクトなのに多機能!ココロをくすぐる焚き火台「Takibi-mini」Makuake募集期間:2021年2月20日まで
PuFalò プファロ
引用元:Makuake
炎が揺らめく様子を切り抜かれた穴から眺められる焚き火台ということならZipanguの『 PuFalò プファロ』も気になります。
構造としてはSPORTES Outdoor Tool(スポルテスアウトドアツールズ)の焚き火台『FIREWAALL(ファイヤーウォール )』と似ていますね。
引用元:Makuake
横置きした薪を縦方向に積み上げていくことで、下から上へと火が燃え移り、効率よく燃焼させられます。
側面に切り抜かれた穴から炎を楽しめることが大きな特徴なのですが、それだけで終わらず、デザインプレートを交換することによって雰囲気をガラリと変えられる点が最大の特徴です!
今後に標準展開されるのはHIBANAとKOYUKIという2パターンですが、それ以外にも四季に合わせたデザインプレートを今後追加予定なのだとか。
今回のクラファンでは、標準となる2パターンに3種を加えた以下の5パターンのデザインプレートを追加購入可能となっています。
引用元:Makuake
- HIBANA
- KOYUKI
- KIRAHOSI
- WANKO
- YOMOYA
中でも注目は「炎」の文字が大きく描かれたYOMOYAでしょう。よもやよもやだ。
参考 炎をデザインする焚き火台 PuFalo プファロMakuake募集期間:2021年3月7日まで
FlexFire Premium
引用元:Makuake
積載量の少ない車でキャンプをしている私にとって、「それ1つで何でも幅広くこなせる」というギアはたいへんありがたい存在です。
そんな私が以前から気になっていたのがドイツ製の焚き火台『FlexFire』でした。
引用元:Makuake
プレートを組み合わせるタイプの焚き火台で、収納時1cm程度にまで薄くなるコンパクトさと、多種多様な燃料やバーナーに対応できる汎用性の高さが魅力です。
対応可能な熱源は以下の5つ。
引用元:Makuake
- アルコールバーナー
- ガス
- 薪
- 炭
- 固形燃料
薪や炭を燃やせる焚き火台として使えるだけでなく、アルコールバーナーやガスバーナー、固形燃料の風防&五徳としても使えるのです。
ボックスタイプの小型焚き火台で「ガスバーナー使用可能」を謳う商品は珍しいですね。
ガス缶が加熱されての爆発事故を引き起こしかねないことから「ガスは使わないように」と注意書きがされているギアも多い中、FlexFireではむしろ前面にアピールしていることからも、商品設計への自信の高さが感じられます。
ちなみにアルコールバーナーは定番のTrangia製のバーナーがフィットするように設計されています。
FlexFireは側面のプレート枚数4枚で構成されている『FrexFire 4』と枚数6枚の『FrexFire 6』が既に販売されており、それぞれのグリルプレートを追加購入することで2つのタイプを組み替えられるようにもなっていました。
引用元:Makuake
今回クラファンで登場した『FlexFire Premium』ではなんと、最初からそのどちらにも組み立てられるように、『FrexFire4』と『FrexFire6』のグリルプレートがまとめて入っています。
私は以前から「4と6のどちらを買おうか」で悩んでいたので、両方に組み立てられるPremiumが登場し、さらには割引価格で購入できることから、速攻ポチりました!
はい #即堕ち2コマ pic.twitter.com/onmwFaAHsl
— うぃる (@wright_ssvd) February 11, 2021
予定では5月末に到着ですので、5月生まれの私にはちょうど良い自分への誕生日プレゼントとなりそうです。
届いて使用しましたら、こちらの感想もSNS等で紹介しますね。
参考 【ドイツ製】極薄コンパクト携帯型 焚火台 FlexFire PremiumMakuake募集期間:2021年3月30日まで
RAPCA(ラプカ)
引用元:Makuake
クラファンで成功を収めた商品は、その後に一般販売をされることも珍しくありません。
この『RAPCA(ラプカ)』もその1つで、Makuakeでのプロジェクト成功後に、現在はAmazonや楽天といった各ショッピングサイトでも購入できるようになっています。
それだけでなく、クラファン時には無かった専用ウインドスクリーン(風防)なども販売されているなど、クラファンの成功をきっかけがオプションや新商品の開発といったメーカーの発展に繋がることもあります。
1人のキャンパーとして、ユーザーとして、魅力あふれる商品を生み出してくれる企業を直接応援できるクラファンという仕組みは本当に良いですね。
まとめ
今回は、クラウドファンディングで見つけた個性あふれる焚き火台を5機種ピックアップして紹介しました。
出資募集期限が残りわずかな製品や、期限にはまだ余裕があるものの早割の定員数が終了間近な製品もありますので、気になるギアは早めにチェックしておきましょう!
また新たに気になるギアや、実際に出資したギアなど出てきましたら、こちらに追記させていただきます!