2019年5月に発売されたDJI社としては初となるアクションカメラOsmo Action(オズモアクション)が動画クリエイターやVlogger(ヴイロガー・ヴロガー)を中心に、大きな話題となっています。
アクションカメラらしからぬ自然な色味や、ジンバル要らずの強力な手ブレ補正機能「RockSteady(ロックステディ)」などなど、魅力満載の商品であり、私も大満足で愛用しています。
そんなOsmo Actionですが、アクセサリーを組み合わせることで、使い勝手を更に向上させることが可能です!
そこで今回は、Osmo Actionでの動画撮影で「これが無くては始まらない!」というOsmo Actionと一緒に買っておきたい必須アイテムと、「これがあると撮影のクオリティが更にアップ!」というあると便利なアイテムをまとめて紹介します!
Osmo Actionについて詳しくは、前回のOsmo Actionレビュー記事にて解説しています。
DJI Osmo Actionレビュー|GoProに無い強みを秘めた最新アクションカメラを紹介!もくじ
Osmo Actionに無くてはならない必須アイテム
まずは、Osmo Action本体と一緒に合わせて買いたい必須アクセサリーです。
Osmo Actionの価格が4万円ほどと決して安い買い物ではないため、必需品といえども出来る限り安く抑えたいですよね。
そのため、必要最低限かつ費用対効果を重視してピックアップさせていただきました!
高速なmicroSDXCカード(書き込み30MB/秒以上)
Osmo Actionには録画用の内蔵ストレージが存在しないため、microSDXCカードを買わないことには何も始められません。
そして、microSDカード選びで重要なのが書き込み速度です。
私がOsmo Actionを初めて試した時には、家に転がっていたテキトーなmicroSDカードを挿してキャンプへと持って行ったのですが、書き込み速度が遅すぎてフルHD/30fpsまででしか撮影できませんでした…
4KどころかフルHD/60fpsですら撮影できず、高速なmicroSDカードをもっと早く用意しておけば良かったとキャンプ場に着いてから激しく後悔したものです。
速度の遅いSDカードを挿した場合には画質設定選択時に警告が表示されて項目が選べなくなるので、録画の途中からエラーが出て止まってしまうようなことは無いものの、とはいえ速いカードを買っておくに越したことはありません。
Osmo Actionに使用するmicroSDカードについては書き込み速度30MB/秒以上が推奨されています。
Osmo Action バッテリー
アクションカメラは、そのコンパクトな本体サイズゆえにバッテリーの容量もどうしても小さくなってしまいます。
Osmo Actionのバッテリー容量は1,300mAhとGoPro HERO7シリーズの1,220mAhよりも大きいとはいえ、それでも最大録画時間は135分しかありません。
加えて、4K撮影やRockSteadyを有効にすると、その時間は更に短くなります。
私がOsmo Actionで撮影する主な用途は、キャンプ動画と車載(車・自転車)動画作成の2つです。
どちらもカメラを回している時間が長くなりがちですので、バッテリー1つのみではとても持ちません。
そんな時に、予備のバッテリーを持っておくと安心して撮影できます。
バッテリーに付属するバッテリーケースは、内側にmicroSDカードを収納できる仕様になっている点も便利ですね。
Osmo Action 充電キット
予備バッテリーを単体で買うよりもおすすめなのが、バッテリーとバッテリーケースそれぞれが2つずつと、複数のバッテリーをまとめて充電できる充電ハブとがセットになったOsmo Action 充電キットです。
Osmo Action本体にUSB-Cケーブルを繋いで充電することも出来ますが、所有しているバッテリーが2個、3個と増えてきたら、いちいち入れ替えて充電して…なんて面倒ですよね。
バッテリー充電キットがあれば、3個のバッテリーの充電がわずか130分で完了してしまいます!
充電の効率化は撮影の快適さに直結するため、優先してお金をかけるべきポイントと言えます。
予算に余裕があれば早めの導入をおすすめします。
自撮りをしない人でも自撮り棒は必須!3wayタイプがおすすめ
最後の必須アクセサリーは自撮り棒です!
「自撮り棒」と言っても、自撮りユーザー以外も対象で、私自身も自撮りはほとんどしません。
純粋にカメラの持ち手として使うためで、棒状の持ち手があると撮りやすさが格段に向上します。
自撮り棒にも、バッテリーを内蔵したものや、アームで物理的に手ブレを抑制するジンバルなどの様々な種類がありますが、本体と一緒に買いたい必須アクセサリーとして選ぶからには最低限の金額に抑えてコストパフォーマンスを重視したいところ。
そこでおすすめするのが、三脚機能付きの自撮り棒です。
アームを伸ばして広角に撮ったり、折り曲げてアームの映り込みを防いだりと柔軟に使えるうえ、底部にはミニ三脚を内蔵している機能性の高さが魅力です。
このようなミニ三脚内蔵の3Way自撮り棒には、GoProの純正商品も存在します。
伊豆のぬし釣りの撮影機材紹介記事でけんいちさんが書いている通り、価格はお高めですがGoPro純正品の方が品質や強度は上です。
ただ、私の場合はDJI純正で良いアクセサリーが出たら買い替えを予定しており、すぐに壊れても良いやという考えで安い他社製品を選択しています。
手持ち撮影が格段にしやすくなるうえ、長さと角度を柔軟に変更してあらゆるシチュエーションでの撮影にも対応させることができ、そのうえ三脚まで内蔵して2,000円弱のお手頃価格なことからOsmo Actionと組み合わせたい必須アイテムにチョイスしました。
Osmo Actionを更に使いやすくする「あると便利」なアイテム
ここから先は「あると便利」な、Osmo Actionにプラスアルファを与えてくれるアクセサリーの紹介です。
ピックアップした中には、使い方次第で必須アイテムを置き換えられるほどに便利なアイテムもあります。
明るい場所での画質にコダワリがあるならNDフィルター
NDフィルターとは、サングラスのようにレンズから入ってくる光の量を減らして、適切な明るさで撮影するためのアイテムです。
明るさを調整できるカメラ設定の1つに「シャッタースピード」があるのですが、自然な動画を撮るためには、このシャッタースピードが変動しないように固定する必要があります。
NDフィルターを使うと、シャッタースピードを変更せずに明るさだけを調整できるため、明るい屋外での撮影が多く、画質にもコダワリがあるならばNDフィルターは必須とも言えます!
実際にNDフィルターを使用した効果や映像の変化については、Osmo Pocket用NDフィルターのレビュー記事にて、撮影した写真や動画と合わせて詳しく解説しています。
Osmo Pocket用NDフィルター購入レビュー|滑らかな動画を撮影するための必須アイテム!各種取り付けマウント
アクションカメラの魅力といえば、その小さなサイズと防水防塵に対応したタフさを併せ持っている点でしょう。
その自由度の高さを活かして頭や胸、ハンドルやリュックなどなどの様々な場所に取り付けることで、アクションカメラでしか撮ることの出来ない映像を撮影できます。
撮影者が見ているのと同じ景色を撮影できるヘッドマウント
ヘッドマウントは、実際に見ているポイントを視聴者に伝えたい場合に使うマウントです。
頭に取り付けることで、撮影者の視点に最も近い状態でカメラをセットできます。
ヘルメットマウントはモトブログのマストアイテム
ヘルメットをしていると、ヘッドマウントは付けられません。
そんな時に役立つのが、ヘルメットを装着したまま使えるヘルメット用マウントです。
私はYouTubeでバイク旅関係のモトブログ(バイク車載動画)をよく見るのですが、多くのモトブロガーさんがヘルメットマウントを使用しており、まさしくモトブログの必須アイテムと言えます。
カメラの位置がヘルメットのアゴ辺りに来るため、ハンドル周りの操作状況も捉えられ、映像を見ている自分がバイクに乗っているかのような感覚を味わえる臨場感のある動画を撮影できます。
安定した映像を撮るならチェストマウント
頭につけるヘッドマウントの場合、撮影者が見ているのと同じ景色を撮影できることが魅力ですが、そのため首を振ったりするとカメラも同じように動いてしまい、ブレの大きな映像となってしまいます。
それに対して、胸につけるチェストマウントならば、首を動かしてもカメラは正面を向いたままとなり、安定した映像を撮影できます。
首からぶら下げるだけの手軽さが魅力のネックマウント
チェストマウントに近い映像を撮影できるアイテムで、首からぶら下げるだけのネックマウントも存在します。
カメラの固定位置がチェストマウントよりも高くなることで、撮影者視点により近い映像となります。
それでいて、首を振った際の影響はヘッドマウントほど受けないため、ヘッドマウントとチェストマウントの中間のような立ち位置のマウントですね。
弱点としては、ストラップでがっちりと身体に固定するチェストマウントに比べると、ぶら下げるだけのネックマウントは安定感で劣ります。
また、折れにくい工夫をしているとは謳われていますが、首に装着する際にプラスチック部分をしならせる構造のため、強度面でも少々不安です。
自転車・バイクに直接取り付けられるハンドルバーマウント
身体に直接付けるのでなく、自分が乗る自転車やバイクのハンドルバーに取り付けるためのアイテムが、ハンドルバーマウントです。
撮影者の視点でなく、流れる風景の迫力を重視する際におすすめのマウントで、特に荒れた道を爆走するオフロード系のバイク・MTBとの相性が抜群です。
その反面、舗装された綺麗な道を走ると、映像に変化が少なく迫力が出ないため、ハンドルバーマウントはイマイチだと感じています。
こちらの映像はロードバイク(自転車)にハンドルバーマウントを装着して撮影した映像ですが、ただの街乗りですと少々物足りない印象を受けます。
これならば「手元が映る視点になるマウントを使い、自分が自転車に乗っている感覚を伝えられるようにした方が良いかな」というのが私の考えです。
ちなみに私が買ったマウント類は以下の4つです。
- 3way自撮り棒
- ハンドルバーマウント
- チェストマウント
- ネックマウント
最適な視点を現在模索していますので、参考となる良い映像が撮れましたら、また公開させていただきます!
長時間の撮影対策ならモバイルバッテリーもアリ
予備バッテリーを持ち歩かずに、モバイルバッテリーで充電するという選択肢もあります。
Osmo Actionのバッテリーは1,300mAhですので、たとえば10,000mAh程度の手のひらに収まるようなサイズのモバイルバッテリーでも5~6回程度はフル充電できてしまいます。
価格面でも、10,000mAhのモバイルバッテリーならば3,000円ほどで購入できるため、Osmo Action用のバッテリーを1つ買うのと変わらない程度の金額で購入できることも魅力ですね。
予備のバッテリーとサッと交換するだけで済ませられる速さを求めるか、それともそれ1台でOsmo Actionだけでなくスマホまで充電できてしまうモバイルバッテリーの汎用性の高さを求めるか、自分のスタイルに合わせて決めましょう。
私の場合は大容量のモバイルバッテリーをもともと持ち歩く習慣があったため、Osmo Action用のバッテリーは今のところ購入せずに、モバイルバッテリーで済ませています。
Osmo Action側面の保護カバーを外せば、カメラフレームを取り付けた状態でUSB Type-C端子にアクセス可能となり、充電したままの撮影も出来ます。
ただし、その場合は水に濡れたり落としたりしないよう、くれぐれも注意してください。
また、充電しながらの使用はバッテリー寿命を短くするとも言われていますので、その点にも注意が必要です。
アクセサリーを揃えて撮影をもっと楽しく快適に
Osmo Action自体が発売したばかりで純正のアクセサリーがまだ少ないものの、GoProをはじめとした一般的なアクションカメラ用アクセサリーを使いまわせるため、不便は感じません。
何より、少しずつアイテムを揃えて充実させていく過程が最高に楽しいですね。
今後もOsmo Action関係の記事を投稿予定ですので、Osmo Actionと組み合わせてみて良かったアイテムや、各マウントでの映像の違いなど、知りたいことがあればコメントやSNSでぜひお気軽にご質問ください!
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私はアマゾン担当者です、
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