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シネマージュ モバイルプロジェクター|フルHD・300インチ大画面を手のひらサイズで持ち歩こう

Cinemage シネマージュは片手で持てるサイズのフルHDモバイルプロジェクター

キャンプの夜の過ごし方として人気が高まっているのがプロジェクターを使った上映会です。

EENOUR EB50でキャンプの夜にプロジェクターで焚き火を囲んだ映画鑑賞会

周りのキャンパーさんの迷惑にならない音量で楽しむのが大前提ですが、最近では、テント内でプロジェクターを投影するための専用スクリーンを出しているキャンプギアメーカーもあるほどに、一般的な楽しみ方として広まってきています。

さて、そんな上映会を行ううえで欠かせないのがプロジェクターなのですが、これをどう動かすのかが大きな課題でもあります。

電源付きサイトはどのキャンプ場にもあるわけでは無いですし、外で家電を使えるポータブル電源を使うにしても、プロジェクターは消費電力が大きいため、出力の弱いポータブル電源では起動すら出来ません。

プロジェクターを動かせるほどの大出力バッテリーは大きくて重たいですし、大きなバッテリーと家庭用プロジェクターをわざわざ持ってくるのは、車移動のキャンパーさんでもちょっとハードルが高いです。

そこでおすすめなのがモバイルプロジェクターです!

今回は、片手で持ち運べるほどのコンパクトサイズに、家庭用プロジェクターを上回るほどの投影性能と、快適すぎる便利機能を備えたモバイルプロジェクターをご紹介します。

多くの出資者を集めたCinemage モバイルプロジェクター

Cinemage シネマージュ モバイルプロジェクター 高級感のある外箱

今回紹介するCinemage(シネマージュ)は、2020年7月にクラウドファンディングサイト「Makuake」で募集を開始し、目標額の約60倍もの支援を集めたほどのモバイルプロジェクターです。

その人気の秘密は、モバイル用としてのみならず、家庭用の大きなプロジェクターと比較しても引けを取らないどころか勝るほどの性能・機能が、そのコンパクトなボディに詰まっている点にあります。

販売は安心の国内企業「株式会社MiraArc」が行っており、今回のレビュー用サンプルもそちらからご提供いただきました。

手のひらサイズなのにフルHD・最大300インチで投影可能

Cinemage シネマージュ モバイルプロジェクターを起動

まずは、シネマージュの人気のヒミツである魅力溢れる性能面をピックアップして紹介します。

プロジェクター選びで重視するポイントはいくつかありますが、その中でもまず最初に比較する基準が画質でしょう。

そして、プロジェクターで投影できる映像の品質を決める要素の中でも基本となるのが、以下の3要素です。

  • 解像度
  • 輝度
  • 最大投影サイズ

解像度には、プロジェクターに入力可能な映像の解像度と、実際に投影される映像の解像度の2種類があります。

「フルHD対応!」と書かれているプロジェクターでも「HDMIから入力可能な最大解像度はフルHD(1,920×1,080px)だけど、投影できる映像はフルHDに満たない」という場合も珍しくありません。

シネマージュはフルHD解像度で投影できますので、スマホやパソコンのモニターで見るような高精細でクッキリした映像で楽しめます。

解像度はモニター選びでも重要ですが、プロジェクターならではの優先度高めなポイント輝度です。

LEDの輝度は、映像を投影するパワーであり、これが弱いと真っ暗な環境以外では映像がはっきりと映らなくなってしまいます。

輝度はANSIルーメンという単位で表すのですが、シネマージュはこれまたモバイル用としては高めの200ANSIルーメン

また、それだけ明るいLEDを使うからこそ、遠く離れた位置からの投影が可能となっています。

そして、スクリーンからプロジェクターを離すほど、投影サイズは大きくなります。

シネマージュの最大投影サイズはなんと300インチ

300インチで投影するには7.8mの距離が必要になるため、お家の中では厳しいですが、だからこそキャンプに持って行きたくなりますね。

Cinemage モバイルプロジェクター レビュー

Cinemage シネマージュ モバイルプロジェクター

それでは、シネマージュのプロジェクターを実際に触りながら使用感を確かめていきましょう。

同梱品は以下の通り。

Cinemage シネマージュ モバイルプロジェクター 付属品

  • シネマージュ モバイルプロジェクター本体
  • 専用リモコン
  • リモコン用USBレシーバー
  • ACアダプター
  • HDMIケーブル
  • 取扱説明書

Cinemage シネマージュは片手で持てるサイズのフルHDモバイルプロジェクター

前々から「欲しい」と思っていたものの、モバイルプロジェクターを手に取って触るのはこれが初めてになりますが、まず手に取って驚くのが、そのサイズ感ですね。

Cinemage シネマージュ モバイルプロジェクターを500mlペットボトルと比較
Cinemage シネマージュ モバイルプロジェクターを500mlペットボトルと太さ比較

500mlペットボトルをひと回り大きくした程度の太さで、重さも1kg未満ですので、片手で軽々と持ててしまいます。

Cinemage シネマージュ モバイルプロジェクターのレンズはスライド式レンズカバーに保護されている

スライド式のレンズカバーがされており、バッグに入れて持ち運ぶ際にもレンズを傷つけてしまう心配がありません。

Cinemage シネマージュ モバイルプロジェクターの背面にある各種端子

その裏側には各種インターフェースが用意されており、上から順番に以下の通り。

  • 電源ボタン
  • 3.5mmヘッドホン端子
  • USB-A端子
  • USB-A端子(充電用)
  • HDMIポート
  • 本体充電用DCポート

シネマージュは8,000mAhのバッテリーを内蔵していますが、プロジェクターとしてだけでなくモバイルバッテリーとしても利用でき、2つ用意されているUSB-Aポートの片方は、接続した機器を充電するための端子となっています。

Cinemage シネマージュ モバイルプロジェクターでスマートフォンをパススルー充電

また、本体をACアダプターで充電しながら、USB端子に接続したスマートフォンを充電したり、映像を投影することも可能です。

ハードウェア面だけでなく、ソフトウェア面でも優秀で、システムにはAndroid TV OSを採用しています。

Cinemage シネマージュ モバイルプロジェクターを壁面に投影

このため、スマートフォンなどを接続しなくとも、プロジェクター単体でYouTubeやAmazonプライムビデオ、Netflixなどのコンテンツを視聴できるのです!

サッと持ち歩けるモバイルプロジェクターだからこそ、他の機器と接続しなくても単体で使えるというのが非常にありがたいですね。

Cinemage シネマージュ モバイルプロジェクター天面のタッチパネルで操作

操作は付属のリモコンでも行えますが、本体上面のタッチパネルでも出来るため、本当に「プロジェクターだけあれば良い」です。

Cinemage シネマージュ モバイルプロジェクターのリモコンはレーザーポインターのような操作感

付属のリモコンもこれまた便利で、カーソルボタンを使った操作だけでなく、レーザーポインターやWiiリモコンのようにリモコンを画面に向けて動かすことでもポインタを動かせます。

Cinemage シネマージュ モバイルプロジェクター底面は三脚用ネジ穴あり

本体底面にはカメラ用の三脚を固定できるネジ穴が開いており、三脚を組み合わせればプロジェクターを置ける場所の選択肢がグッと広がります。

家庭用プロジェクターに無い手軽さ

シネマージュを使って映像を壁に映してみました。

Cinemage シネマージュ モバイルプロジェクターでYouTubeを視聴

普段使っている家庭用のフルHDプロジェクターと比較しても決して引けを取らない再生性能に驚かされました。

発色やサウンドの迫力などは流石に劣りますが、巨大なポータブル電源が無ければ外では使えないうえにスマートフォンなどの出力機器を繋いでようやく映像を楽しめる家庭用プロジェクターと、これ1台で完結できるモバイルプロジェクターの手軽さとを比べると、この違いは大きいですね。

また、サウンド面では3Wのスピーカーを2つ積んだステレオ仕様で、「高音質で大迫力!」というほどではないものの、それでも動画を気軽に観るには充分な音質です。

もしも音質面で不満があれば、Bluetoothで外部スピーカーに繋ぐこともできますので、荷物に余裕があって音質をもっと追求したい場合は視聴環境をさらにパワーアップさせることも可能です。

Cinemage シネマージュ モバイルプロジェクターを昼間の部屋で壁に投影

200ANSIルーメンという高輝度なLEDにより、日中の明るい部屋でもカーテンを閉めれば十分に映像を楽しめました。

高速オートフォーカス・自動補正が便利すぎる!

Cinemage シネマージュ モバイルプロジェクターを壁に斜めから投影

プロジェクターは真正面から投影しないと、映像が歪んでしまいます。

それを真っすぐにしてくれる台形補正と呼ばれる機能があるのですが、シネマージュの台形補正ですと、上下方向は自動で行えるのです。

Cinemage シネマージュ モバイルプロジェクターのオートフォーカス

斜めから投影する場合など、左右方向の補正もしたい場合は手動で調整する必要がありますが、上下のみならばプロジェクターを傾けると自動で補正して映像を真っすぐにしてくれます。

さらにはオートフォーカスも同時に働くため、細かい微調整を手で行うことなく、クッキリと美しい映像を手軽に楽しめるのがとても快適ですね。

Cinemage シネマージュ モバイルプロジェクターを手動で台形補正

ちなみに手動で補正をかけるとこの通り、斜めからの投影でも映像を真っすぐに整えられます。

ベッドの上に置いて天井に投影

Cinemage シネマージュ モバイルプロジェクターをベッドに仰向けに置く

モバイルプロジェクターならではの使い方に、「ベッドに寝かせて設置して天井に投影する」という楽しみ方があります。

私も1度試してみたいと思っていたのですが、これがもう快適を通り越して極楽でした!

Cinemage シネマージュ モバイルプロジェクターを天井に投影

ベッドに寝転がり、仰向けになれば目の前にスクリーンがあるわけですからね。最高すぎます…!!

Cinemage シネマージュ モバイルプロジェクターを昼間の部屋の天井に投影

また、壁面だけでなくこの天井投影も昼間に試しましたが、これまた充分に視聴可能でした。200ANSIルーメンは正義ですね。

実際にシネマージュ モバイルプロジェクターをキャンプで使用してきた様子はYouTubeにて公開しています!


日本発の国内ブランドによる安心感

実は、シネマージュとよく似たプロジェクターがAmazonで販売されています。

こちらのプロジェクターについて、シネマージュの販売を行っている株式会社MiraArcによりますと「同じ金型のものが中国の方から直接出てしまっている」とのことでした。

スペック面ではシネマージュを上回る500ANSIルーメンとなっており、価格も6万円以下とお手頃になっていますが、国内業者の取り扱いでない「並行輸入品」となります。

一方で、シネマージュならば1年間のメーカー保証をはじめ、国内ブランドによるサポートが用意されています。

「初期不良に対して適切に対応をしてもらえた」とのレビューもあり、そういったサポートの手厚さは大きな魅力ですね。

携帯電話回線における「格安SIM会社と大手3キャリアのどちらを選ぶか」という問いと同じように、少しでも安く買いたいなら並行輸入品を、購入後も安心して使いたいなら国内ブランドのショップから購入するのがおすすめです。

また、公式ショップでは現在、「商品購入後にレビューを投稿するとミニ三脚を無料プレゼント」という企画も開催中です。

ミニ三脚があれば、今回紹介した天井投影もラクラク行えるようになるため、このキャンペーンを活用して、いつでもどこでも大画面を楽しめる映像環境を持ち歩いてみてはいかがでしょうか。

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