DJI Osmo Pocketレビュー

Osmo Pocketの使い方|パノラマ・暗所もジンバルを活用して美しく撮影

DJI Osmo Pocket 撮影テスト

4K/60fps撮影対応カメラ・3軸スタビライザー内蔵ジンバル・コンパクトデジタルカメラと同等クラスの1/2.3型CMOSセンサーなどなどを、手のひらにすっぽり収まる小さな本体にギュッと詰め込んだ画期的な商品DJI Osmo Pocket(オズモ ポケット)

写真や動画をブレなく撮影できることが最大の特徴ではありますが、そのほかにも魅力的な機能・性能に満ち溢れています。

今回は、そんなOsmo Pocketの豊富な機能を、実際に使いながら紹介していきます。

「Osmo Pocketがどんなカメラなのか」といった基本的なお話や、購入直後時点でのレビューは、前回の記事をご覧ください。

アイキャッチ 世界最小のジンバル一体型カメラDJI Osmo Pocketレビュー

Osmo Pocket 3種類のジンバルモード

まずは、Osmo Pocket最大の特徴であるジンバル機能について見ていきましょう。

ジンバルの動き方は、以下の3つのモードから選択できます。

  • 固定モード
  • FPVモード
  • フォローモード

ジンバルを動かしてもカメラが水平を保ったままになる・ジンバルを動かすとカメラもゆっくり追ってくるなど、撮りたい映像やシチュエーションに合わせた変更が可能

加えて、追従速度も低速と高速の2種類から選べるため、子供や動物など動きのある被写体を撮影する時には高速モードに切り替えるなどの使い分けが出来ます。

3モードそれぞれのカメラの動き方については、動画でも解説をしているので参考にしてみてください。

自分の目で見ているかのような大迫力の映像を撮るのに適した「FPVモード」

3モードの中でも、Osmo Pocketならではの特徴的な動き方があります。

それがFPVモード

FPVとはFirst Person Viewの略で、一人称視点のこと。

ジンバルを傾けるとカメラも追従して傾くことにより、あたかも自分の目で見ているような迫力のある映像を撮影することが可能です。

ドローンの内蔵カメラではよくある機能なのですが、手持ちのジンバルで手動での設定も必要無く、固有のモードとして用意されているのは珍しいですね。

いつでもどこでも、それこそジェットコースターに乗りながらでも使えるくらいに小さなOsmo Pocketだからこそ搭載された、特徴的な動作モードとなります。

DJI Osmo Pocket FPVモード

画面タップで被写体を自動追尾「アクティブトラック」

Osmo Pocketは小さな本体サイズゆえに、ボタンの数も2つのみと非常にシンプル。

ディスプレイはタッチ対応ですが、1インチとこれまた小さいため、複雑な操作は出来ません。

そのように操作方法が限られているのにも関わらず、直観的に操作できるように設計されているため、全く不自由がありません。

動いている被写体をカメラが自動で追尾してくれるアクティブトラックもその1つ。

DJI Osmo Pocket アクティブトラック

画面内の追尾したい対象を2タップするだけで、カメラがターゲットを追いかけてくれます。

DJI Osmo Pocket フェイストラッキング

さらに、電源ボタンを3クリックして自撮りモードにすると、フェイストラッキング(顔を対象に追尾)が自動で始まります。

明るすぎたり暗すぎたりするとターゲットを見失うこともありますが、再度発見するとまた追尾してくれるなど、使い勝手は良好。

「小さすぎて使いにくい」といったことを感じさせない操作感も、Osmo Pocketの手軽さに貢献してくれています。

大きな構図の写真を撮影できる「3×3パノラマ」

ちょっと面白い機能として私が気に入っているのが、3枚×3枚の計9枚の写真をまとめて撮影して巨大な写真を作り出す3×3パノラマ撮影機能です。

パノラマ撮影と言えば横に複数枚の写真を繋げて、超横長写真を作ることが一般的ですが、Osmo Pocketの場合には横と縦の両方で写真を合成します。(横に4枚繋げた180°パノラマ撮影も可能です)

撮影モードからパノラマを選び、さらに3×3モードを選択すれば準備完了。

あとは録画ボタンをポチっと押すだけで、カメラが自動で動いて9枚の写真を撮影してくれます!

DJI Osmo Pocket 3×3パノラマモード

小さなカメラが小刻みに動いて撮影する様子は、見ていて可愛いですね。

撮った写真はOsmo Pocketをスマートフォンに接続してDJI Mimoアプリで確認できます。

DJI Mimo

DJI Mimo

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試しに撮ってみた写真がこちら!

DJI Osmo Pocketで3×3パノラマ撮影した写真

同じ場所から9方向を撮影しているので、魚眼レンズで撮影したような端の方が広がった見た目になっていますね。

プロモーションビデオで紹介されているイメージ写真とはちょっと違うような気も…w

DJI Osmo Pocketで撮影した写真

ちなみにこちらが全く同じ場所から普通に撮影した写真です。

こうして比べて見てみると、その差は歴然

縦に3枚・横に3枚で、9倍の領域を1枚の写真に収められるわけですからね。

手で持って撮影してもシームレスな写真を撮影可能!

水平な場所に置けばより安定した写真を撮影できますが、なんと手に持ったまま撮影した場合でもつなぎ目の目立たない画像を作成できるのです!

実際に、手に持った状態で撮った写真がこちらです。

手に持ったDJI Osmo Pocketで3×3パノラマ撮影した写真

地面に置いて撮影した写真と遜色無く、正直言って驚きでした。

不安定な場所で使うのは厳しい機能かと思っていましたが、手で持った状態でこのクオリティの写真がボタン1つで作れるのであれば、撮影の幅が大きく広がります!

崖や谷など、縦方向の様子をわかりやすく伝える時に使いたい機能ですね。

先日、「日本一の渓谷美」と呼ばれる場所に行ってきたのですが、その時に持って行きたかったです…(その時の様子は、また記事にて紹介予定です!)

暗所撮影に自信アリな「ナイトショット」は設定変更でさらに美しく!

Osmo Pocketはf2.0という明るめのレンズを搭載し、さらに内部でも自動的に低照度での撮影シーンを認識して写真を明るめに調整するなど、暗い場所での撮影にも強いことが謳われています。

実際に撮影をしてみると、特に設定を変更しないオート撮影でも思っていた以上に明るい映像が撮れました。

ただし、街灯が10m置きにしか無いような暗い場所ですと、ISO感度が最大の3,200まで上昇してしまうため、ざらざらとしたノイズ混じりの映像となってしまいます。

対策としては、フレームレート(fps)を落とすことでシャッタースピードを遅くし、ISO感度がそこまで上がらないようにしてあげること。

最高設定の60fpsと最低設定の24fpsで撮影した比較がこちらです。

DJI Osmo Pocketで夜間撮影をした写真 ナイトショットテスト

写真でなく動画のスクリーンショットですが、画像全体の明るさやノイズの少なさが大きく改善されています!

Osmo Pocket単体では30fpsと60fpsの2種類しか選べませんが、スマートフォンと接続することでDJI Mimoアプリ上で24fpsを選択できるようになります。

DJI Mimoアプリで選択できるプロモードでの手動設定ならば、ISOやシャッタースピードも細かく変更できますが、ちょっと撮影したい程度の時にそこまで設定するのは面倒ですよね。

Osmo Pocketの強みはやはり「手軽さ」であると考えているため、ほぼオートでこれだけの映像が撮れるのならば十分だと感じました。

オート撮影時に最大ISOを設定出来れば、さらに手軽に美しく暗所撮影が出来るので、今後のアップデートに期待しています。

暗所撮影や、手ぶれ補正の性能テストの様子などは、YouTubeに動画で詳しく解説していますので、こちらも合わせてチェックしてみてください!

面白い機能と使い勝手の良さを兼ね備えた「新しいカメラ」

Osmo Pocketの魅力的な機能・性能を試してみた結果ですが、直観的な操作感も含め「手軽に美しい映像を撮れること」に対するコダワリを改めて実感させられました。

どんな場面でもバッグやポケットからスッと取り出して、ブレの無い滑らかな映像が撮れる手軽さは、これまでのカメラでは難しかった感覚です。

前回の記事でも「Osmo Pocketはアクションカムではない」と表現しましたが、その印象は変わっておらず、むしろ使っていくうちに感じたのは「Osmo Pocketが目指したのは、超コンパクトなハンディカムなのではないか」ということ。

もちろん「ズーム機能が無い」などの違いはありますが、スマートフォン以上の映像を撮れる機器として最もイメージが合致したのがハンディカムでした。

今回紹介した以外にもOsmo Pocketにはまだまだ秘められた力があります。

特に、数時間分の映像を数秒に凝縮したような映像を作れるモーションラプスは是非とも撮影して、皆さんにその成果を披露したいところ。

映えそうなシチュエーションでモーションラプスを撮影しましたら、また動画や記事にて紹介させていただきます!

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