沼津港魚市場で新鮮な海鮮を原価で購入していくらパーティを開催!

「大好物は何ですか?」と聞かれたら、僕は迷わずに「イクラですぅ~!」とサザエさんタラちゃんのモノマネで答えるほどのイクラ好きです!

平成最後の秋となる2018年も、筋子(すじこ)をたっぷりと含んだ鮭が旬の秋になりました。

ただ、お店で食べるとそれなりの値段がするし、低価格な店舗では鮮度や品質が落ちてしまいます……。

プチプチ感がなくネチョネチョしていたり、そもそも人工的に作られたいくらですらなかったりするモノが多いから許せない。

「どうせなら美味しく食べたい!」

そんな問題を解決すべく、「だったら自分たちで仕入れて作っちゃおう!」と考え、「いくらパーティー」を開催することになりました。

今回は、僕たちの地元である静岡県東部の「沼津魚市場(沼津港)」に足を運び、筋子1キロや高級ウニ、1キロの伊勢海老を仕入れからスタートです!

自分たちで調理をして、極上のイクラパーティーをした際のレポートするですぅ~!

静岡県東部の沼津魚市場で食材を原価で購入する方法

沼津港の朝市は時間が早い!

今回は、朝6時に現地に行ってきました。

沼津港の魚市場

沼津魚市場は、競りが行われる場所のことです。ここは、飲食店を営む方の「仕入れ元」になります。

そのため、原価で食材を仕入れることができます!

  • 沼津魚市場第一市場
  • 〒410-0845 静岡県沼津市千本港町96

ただし、沼津港のメインの競りの会場である「沼津魚市場第一市場」は、許可証がなければ仕入れはおろか、市場に入ることすらできません。

プロがお店で出すものを購入する場所なので、素人がうろうろしていても邪魔なだけですよね(^_^;)

そこで今回は、競売をして競り落とすのではなく、値段が決まったお店で買出しをすることになりました。

場所は沼津魚市場第一市場からすぐそばにある、「沼津魚市場冷凍塩干品売場」での仕入れです!

沼津魚市場冷凍塩干品売場は、競り落とす場所ではありません。

通常の買い物と同じように、原価としての値段が決まっている商品を購入できます。文字通りの市場ですね^^

沼津魚市場冷凍塩干品売場は、許可証は不要!!

しかしながら、ここもプロが仕入れをする場所です。

そのため、素人が足を運んでも相手にされなかったり、冷たい態度であしらわれたりする可能性が高いので注意してください。

商人同士が取引をする場所に部外者がいると、冷やかしだと思われても仕方がないですよね^^;

今回は、ご両親が静岡県三島市でお寿司屋さんを営んでいる中島(なかじ)のご協力をいただき、一般人の僕たちでもスムーズに仕入れができました!

けんいちのアイコン

なかじ本日はよろしくお願いします!

一般人だと入りづらいけど、買い物自体はできるのでご安心ください^^

ご両親が営むお寿司屋さん

参考 静岡県三島駅近江戸前鮓 ぎんざ鮨勝

沼津魚市場冷凍塩干品売場で仕入れをしよう!!

沼津魚市場冷凍塩干品売場は、建物の中にいくつものお店が入っています。

その中から、お目当の食材を購入していきましょう。

魚市場の様子

今回は、真和水産(しんわすいさん)さまにお世話になりました。見渡したところ、他に鮮魚を扱っているお店が見当たらなかったからです。

沼津港真和水産

そこには、その日に水揚げされた新鮮なお魚たちが、キンキンに冷えてやがる状態で所狭しと並べられております。

魚の写真
新鮮な魚たち
MEMO
「k」はキロのことであり、それぞれ1kgあたりの値段が記されています。

けんいちのアイコン

うひょー! どれも新鮮で美味しそう。

なにより、スーパーではお目にかかれないレアな高級魚がたくさんだね! こんなハタ釣ってみたい……。

このハタは8kgくらいあるから、32,000円だね! 写真だと伝わりづらいけど、どの魚も捌く前で大きいから見応えあり!


真和水産さんは魚だけではなく、新鮮な活きた貝やエビなど、あらゆる海鮮系を取り揃えてくれています。

魚市場の写真

その中でも、伊勢海老が一際目立っていました。

伊勢海老の写真

けんいちのアイコン

この伊勢海老、見たことがない大きさだね!

伊豆の海は素潜りをすれば伊勢海老はたくさんいるけど、こんなに迫力があるのは初めて見た。

これで1匹1kgくらいらしい。

ちょうど伊勢海老漁が解禁された直後に水揚げされたことと、大きすぎて逆に値が落ちるみたい。

これを買って、お刺身とお味噌汁にしよう!


伊勢海老が入っていた発泡スチロールの側面を見てみると……。

ガキカキ君

けんいちのアイコン

っちょw

これ大丈夫なのかな?w

完全に「例のアイス」を思い浮かべてしまうデザインw


いいか悪いかは別として、ユーモアがあって、こうやって話題になってしまう仕組みを考えている人はすごいですね。

また、冷蔵コーナーには新鮮な生うにや、お目当の筋子が売られていました。

ウニの写真

左下に見える綺麗に並べられた生うには、なんと原価13,000円もする高級なものまでありました!

けんいちのアイコン

原価で13,000円てことは、お店で出て来るころにはいくらになるんだろう……?

うちの寿司屋だとこのクラスの生うにを使うけど、時期によって前後するね。

せっかくだから、一番高いこれを買って丼にして食べちゃおう!!


ということで、企画名は「いくらパーティ」ですが、筋子1キロと高級ウニ、1キロの伊勢海老を仕入れました!

仕入れた食材

以下、全て原価です。

  • 筋子1キロ:7,000円
  • 生うに1箱:13,000円
  • 伊勢海老1kg:3,000円

けんいちのアイコン

プロが仕入れる原価でこの値段だから、それだけでも素材の良さがわかるね^^

いくらの醤油漬けにダイブしたい!

うに以外はそのまま食べられないから、家に帰って早速調理していこう!

いくらパーティー開催までに食材を仕込んでおこう

いくらパーティは夜開催なので、それまでに仕入れ班のけんいちとなかじが食材を仕込んでいきます。

うにはそのまま食べられるため、筋子と伊勢海老を食べられる状態にしていきました。

それぞれ、やり方と注意点を紹介させていただきながら進めていきます!

いくらの醤油漬けの元となる「煮汁」を作って行こう!

まず、筋子をいくらの醤油漬けを作っていきます。

使用する調味料はみりんと醤油、料理酒を以下の配分で煮汁を作成していきましょう!

  • みりん:1
  • 醤油:1
  • 料理酒:1

醤油、酒、みりんの写真

今回は筋子が1kgあるため、それぞれ300mlずつ入れて煮汁を作りました。購入した筋子に合わせて、調合していきましょう。

煮汁を火にかける

火にかけて、アルコール分を飛ばしていきましょう。

煮汁が沸騰する様子

軽く沸騰させて、料理酒のアルコールが飛ぶまで煮込んでおきます。

後からイクラを入れていくので、それまでに冷やしておきましょう。

煮汁だけでもご飯が食べられるほどいい匂いがしてるですぅ~!

醤油漬けにするのが楽しみですぅ~^^


煮汁を冷ましている間に、筋子をバラして見慣れた状態に仕込んでいきましょう。

筋子は、卵1つ1つが卵巣膜(らんそうまく)で繋がっている状態です。それをお湯につけながらほぐしていきます。

すじこの写真

40〜50度程度のお湯を使い、筋子を手で卵巣膜から剥がしていきましょう。

温度計
すじこを手でほぐす

このとき、いくらに火が通るまではいかなくても、すぐに冷やさないと悪くなってしまいます。

そのため、お湯でほぐしながら少し貯まったら別のボウルなどのに氷水を張り、それに移していきましょう。

いくらの写真

イクラを剥がし終わったら、十分に冷ました煮汁に移し変えて醤油漬けを作っていきます。

いくらの写真

イクラちゃんの宝石箱ですぅ~!!

このとき、煮汁は事前に冷蔵庫で冷やしておくことをオススメします!

まだ暖かい状態にイクラを入れてしまうと、火が通ったような状態になってプチプチせずに硬くなってしまうからです。


冷蔵庫で夜まで冷やしておけば、いくらの醤油漬けの完成です。

伊勢海老のお刺身とお味噌汁を作っていこう!

次は、伊勢海老を捌いていきます!

比較対象として、30cm物差しを横においたのですが、それをはるかに上回る大きさです。

伊勢海老の写真

手に持って見ると、規格外の大きさに驚かされます……!

伊勢海老の写真

泳いでてこんなのいたら、驚いて溺れちゃいますね(笑)

伊勢海老の写真

調理法としては、頭部分をお味噌汁にして、身はお刺身にしていきます。

伊勢海老の写真

2つに割った頭の中には、たっぷりと海老味噌が入っていました。

新鮮なのでお刺身でも食べられますが、今回はお味噌汁にしてそのダシを楽しむ作戦です!

カニみその写真

けんいちのアイコン

新鮮だから、味噌の繊維が1つ1つ確認できるほどキメが細かい。

これは良いおダシになりそうです!


身は1度剥がして、食べやすい大きさにカットしていきましょう。

伊勢海老の写真

殻をお皿にするべく、軽く湯通しして色付けをします。殺菌もできるので一石二鳥です!

伊勢海老の殻

身を元に戻して、盛り付け完了です!

伊勢海老の写真

続いて、お湯を張った鍋に捌いた伊勢海老の頭を投入します。

伊勢海老の写真

湯気が上がると、伊勢海老の良い香りが広がってきました。

最後に、お味噌を入れて完成です。

けんいちのアイコン

なんて贅沢な眺めなんだ……。

いくらパーティの幕開け

夜になり、仕事を終えた仲間で集まっていくらパーティの幕開けです!

いくら、ウニ、伊勢海老の写真

不覚にも、煮汁が冷めきる前にイクラを投入してしまったため、ほんの一部だけ少し硬くなってしまいました……。
白っぽくなっている部分が硬くなった
イクラの写真

イクラちゃん……カチカチですぅ~♡

次からはしっかり冷やして、できれば冷蔵庫で冷やしてから投入しよう!


伊勢海老には、大葉とみょうがを添えて映えさせました!

伊勢海老の写真

うにに関しては、そのまま盛り付けて食べていきます。

ウニの写真

けんいちのアイコン

さすが原価13,000円。カタチが整っていて、ウロコのように美しい!

良いうには普通のお寿司と同じように、海苔なしで握れるよ。

軍艦巻きにしてあるウニは、そのままだと崩れてしまうから海苔を使うんだ。新鮮なウニは握りで食べられるから、ウニそのものの風味と味わいが楽しめるよ!

ウニの写真

うにパイセン……。まぶしすぎるですぅ~!


約1kgのいくらは、豪華にかけ放題です!

イクラの写真

こんなに食べたら痛風になっちゃうですぅ~w

実食!自作のいくらパーティーは極上の贅沢

前述の通り、イクラの一部が少しだけ硬くなってしまったところがありました。

しかし! それでも旬を迎えた新鮮なイクラちゃん。

プチプチとした弾力があり、はじけた瞬間に煮汁の甘味とイクラの風味が口の中いっぱいに広がります。

温かい酢飯と食べると、より風味豊かになります!

食卓の様子

いくらの豆知識旬ではないイクラは、冷凍モノなのでそれだけで味が落ちてしまいます。低価格のお店では、そもそも冷凍以外は出てきません。

こうして生のイクラを作りたてで食べられるのは、本当に贅沢です!

伊勢海老のお味噌汁は、お味噌だけで味付けをしたのですが、エビ味噌の風味がプンプンしやがります。

伊勢海老の味噌汁

こいつはくせえッー! 伊勢海老のにおいがプンプンするぜッーーーーッ!!


頭に入っていた味噌は全て溶けたわけではなく、そのまま塊で残っていました。

エビ味噌の食感はあん肝に近く、意外とあっさりした味わいでほんのり伊勢海老の風味がする程度です。

うまみエキスは、お味噌汁にしみ出したのかもしれませんね。

続いて伊勢海老のお刺身。

伊勢海老の刺身

1キロにもなる個体なので、お刺身部分も成人男性5人で少しずつ食べて大満足の量です。

大味になるかと思いきや、しっかりとエビそのものの味がします。

プリプリとした食感で歯ごたえがあり、伊勢海老の甘味がほんのりして風味はプンプンしやがります。

「いつ飲み込めばいいのだろう?」と思うほどの弾力です。

高級ウニは、繊維が細かくカタチがしっかりしていますが、口に入れた瞬間にとろけてしまいました。

ウニ

実は、僕は安いウニは食べられません……。

舌が肥えているわけではなく、低価格のウニだと臭みが強くて、独特の風味が苦手なんです。回転ずしのウニは食べられません。

しかし、新鮮なウニは臭みがなく、甘味が強くてそれだけの味わいと香りが癖になります!

本質的なウニの香りは変わらないのですが、臭みが全くなくてついつい箸が進んでしまいました。

こいつはくせえッー! 新鮮なウニのにおいがプンプンするぜッーーーーッ!!


イクラとウニはかけ放題・のせ放題だったので、ついついご飯をお替りしてしまいました。

1kgもあったイクラは、「余るかな?」と思っていたのですが、ダイソンの掃除機以上の吸引力で見事完食!

こんなに幸せな時間を過ごせるなら、痛風になってもかまわないですぅ~!

いくらパーティーを生贄(いけにえ)に捧げて、痛風を召喚!

まとめ

実は、このいくらパーティーは毎年行っていて、今回で5回目くらいの開催でした。

やはり、新鮮な海鮮はおいしいですね。風味はもちろん、食感が全然違います。

スーパーで売られている食材では、味わえない贅沢品です。

それでいて、市場にて原価で仕入れているため、スーパーで購入するよりもはるかに安く新鮮かつ良質な素材が食べられるから最高です!

静岡の東部へ遊びに来られた際は、ぜひ立ち寄ってみてください。

2 Comments

天野諒

メールマガジンからこちらのページに辿り着きました。
写真もたくさん書いてあってとても、美味しそうですね。
思わず言ってみたくなりました。

確かに、ストーリー仕立てになると見ていて面白いです!

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けんいち

ありがとうございます!

ブログは色々なことがかけるので、とっても楽しいですね^^

これからもよろしくお願いいたします!

返信する

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